2005/08/11(木)00:36
ロビン・クッ ク前外相急死
皆様、お元気ですか?
私は、猛暑の日本に、身体がついていかず
ぐうたらな生活をしています。
イギリスでの、忙しい毎日が夢というか
まるで、別人の様に、ぼ~~~~~~~っとして、何もしていません。
さて、ロビン・クック前外相が、
お亡くなりになった言うニュースを先2-3日前の夕刊で読んだ。
日本ではあまり知られていないのか、とっても小さな記事だった。
イギリスでは、大きく報道されたかなぁ?
今月の6日に、休暇先のスコットランドで山登りの途中、
心臓発作で急死されたそうです。
私、昔の日記にも書いたように、ロビン・クック前外相に
お会いしたことがあるので、
その記事を読んで少し、悲しくなってしまった。
イラク戦争に反対して、潔く、辞任して、
その後も、ブレア首相のイラク政策を一貫して批判し続けた。
先月のロンドン同時爆破テロに関しても、
イラク戦争がテロの危険を高めたと考えを示していたことで、有名。
私もイラク戦争には、反対で、デモにも参加したくらいだったので、
クック前外相の態度は共感できるし、好きだったのと、
ブラウン財務相が政権についたら、また、有力閣僚になるだろうと思っていたので、
この訃報には、驚いたし、とても残念でした。(ρ_;)
それに、まだ、59歳だったんですって。
(失礼ながら、もっとご年輩だと思っていました。)
クック前外相と、偶然お会いしたのは、たぶんもう5年くらい前のこと。
私が以前住んでいた町は、田舎だけれど観光地で
結構、美味しいレストランがあるのね。
それで、ある時、あるレストランに入った私は、
ある男性と目が合ったの。それで、
「このおじさん、う~ん、どっかで見たことある。
近所のおじさんだったっけ。無視しちゃ、失礼になるなぁ」と思い、
あまり深くも考えないで「Oh, Hello! How are you?」と満面の(*⌒▽⌒*)笑みを
たたえて、挨拶して、当たり障りのない会話を始めてしまった。
そして、数分の短い世間話の後、何もなかったように、
友人の待つ、テーブルに向かい、席についた。
席に着いた途端、一緒に居た友達が
「○○○(私の名前)、どうしてロビン・クックを知っているの?」と聞いてきた。
その一言で、私は、事態を把握した。
そして、自分の間違いに初めて気が付いて、顔が真っ赤になってしまった。
私は、会ったこともないロビン・クッ ク前外相に「Hello!」と
馴れ馴れしく話しかけてしまったんです!!!
でも、ロビン・クックは嫌な顔一つしないで、挨拶し返して、
話に付き合って下さった。
いい人でしょ?
私は、テレビで拝見しているクック前外相を、「この人、何処かでみたことある」と思って、話しかけてしまったの!
はい、確かに、私は、彼を見たことは、あることは「あった」。
でも、それは、もちろん「テ・レ・ビ・で」ね。
いまだにその友達に会うと笑われます。。。
「ロビン・クックに、挨拶した」って。。。。
見ず知らずの変な東洋人の私にも嫌な顔一つしないで
世間話にニコニコとして付き合って下さったクッ ク前外相。
一見、強面に見えますが、とっても優しいお方だと
その数分の会話で、思いました。
ご冥福をお祈りします。