テーマ:北京オリンピック!!(505)
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北京オリンピック直前になって女子マラソンの日本代表メンバーの3名の中で野口みずきが故障で出場辞退となり、結局大会に出場する土佐礼子と中村友梨香の2名がシドニーの高橋尚子とアテネの野口みずきの2大会連続の日本人金メダルに続く北京での3大会連続の金メダルの期待を背負う格好になった。
しかし北京マラソンのコース上には固い石畳の箇所があったり天安門広場では有事の際には戦車も通行可能な様に固められた状態で、選手達には相当脚に負担の掛かる難敵で途中でリタイアする選手が出始めていた。期待の掛かっていた土佐にも10kmを過ぎる辺りから異変が起こって先頭集団から遅れ出すと、サングラス越しの表情が次第に悲壮な泣いている様にもみえる苦痛に耐えながら必死に前に進もうとしていた。 外反母趾の為に普通でも脚の負担が堪える上に硬い路面のコースは土佐には酷な環境だった様で、TV画面に映る土佐は段々と足元がふら付き出してそれ以上走るのは危険なので途中棄権してでももう走るのを止めた方がいいのではと思った。そして夫の村井啓一氏が「もういい!やめろ!やめろ!」と叫ぶ中、走行距離の半分を過ぎた25km付近で所属の鈴木総監督らが途中棄権の断を下して木内コーチがストップを掛けて、TV画面には夫の村井氏に抱きか抱えられて泣き崩れる土佐の悲痛な姿が映し出されていた。 結局土佐が途中棄権となった為フルマラソンがまだ2度目の中村は13位で完走の成績で、レースを制したのは20km辺りから独走状態で抜け出たルーマニアのコンスタンティナ・トメスクで2位にケニアのキャサリン・ヌデレバが、3位にはご当地中国の周春秀というトップ3がメダルをGETして北京の女子マラソンで日本の3連覇の夢は潰えてしまった。 「ホンマに土佐の表情は脚の痛みもあってかなり辛そうやったしそれでもマラソンランナーの本能か何とか前に進もうという悲壮感を漂わせた走りやったけど、あの辛そうな苦痛の表情を観たら誰でもええから早う土佐にもうええからとストップ掛けてやっても良かったんちゃうかな。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月19日 13時10分44秒
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