林艮酔記 

2006/09/26(火)02:36

さっぱりサーロイン

ブルゴーニュ(157)

  日曜は,近所のサミットで,ほぼ毎週豪州サーロインの特売。 牛肉を食べる習慣は,昔からほとんどないし(なんたって高かったから) だからかえって,食べなくても苦にならない。 ただ「ビフテキ」にはあこがれがあった。 そして「サーロインステーキ」は,さらにその上をいくものであった。 だからそのサーロインが特売だと,思わず買ってしまう。 そのまま焼くだけでは芸がないので,味付けもいろいろ試してみた。 けれど,下手の考え休むに似たりで,結局いちばんシンプルなのが いちばんうまいようだ。 油は,脂身を切り取って使う。 塩胡椒した肉の両面に,軽く焦げ目がつくくらい焼いたら, レモン汁をぎゅうぎゅうとたっぷり絞りかける。 肉を盛り付け,フライパンに残った脂とレモン汁の残りに,醤油を少々たらり。 一瞬で煮立つので,それを肉にかける。 レモンの酸味が効いて,さっぱりした味。 つけあわせは適当に。 今日はほうれん草の茹でたのと,ミニトマトをちょいと炙ったの。 -------- ワインは,フレデリック・マニャン。 マニャンのネゴシアンもの。 香りたっぷり。 少々骨太で濃い舌触りだから,牛に合う。 酸味もちゃんとしてるから,レモン醤油にも相性がいい。 山葵醤油でもいいかも。 ---------------- ワイン(畑)の名:ジュヌヴリエール AOC:オート・コート・ド・ニュイ 生産者:フレデリック・マニャン 生産地:オート・コート・ド・ニュイ/ブルゴーニュ 生産年:2002 ぶどう:ピノ・ノワール 種類:赤 ----------------

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