2007/10/28(日)06:12
気前が良すぎて・・・
ウチの娘は、物に執着心が無さ過ぎるがために、
物を何でもすぐ失くすということは、
以前の日記にも何度か書いたことがあると思うが、
その反面、とても気前が良いという面も持ち合わせている。
夏休みに、敷地内のお店に、
一人で何度かお使いに行って、
その度に、おつりから少しだけお駄賃をもらって、
それを大事に?というよりは、
すっかり忘れていたがために、
今まで無くならずに残っていた。
何を思ったか、
今日出かける前にひょっこり思い出したらしく、
自分の財布に、そのお金を入れて行って、
出先で何かを買いたいと言い出した。
お菓子を一つくらいなら買えるかな?という金額だったので、
公園に行った時に、
売店ででも買えばいいねということになり、
自分で持って行くことを承諾した。
するとその事の成り行きを側で見ていた息子が、
「ボクもお金を持って行きたい!」なんて言い出した。
何でも同じようにしたい年頃なので、
仕方ないかと、息子にも小銭を渡そうかと思っていたら、
「いいよ。じゃぁ半分あげる!」と娘が言い、
沢山ある小銭の中から、
全くお金の種類を見ることなく、
半分ほどわしづかみにして、
息子用に用意した財布に入れてやっていた。
ところがどう見ても、
息子の財布に入っているお金の方が多い。
娘に「それで良いの?」と確認したら、
「いいよ!」とあっさり返事。
「カントのお金の方が多いよ。」と教えてやったら、
「そんなことはない。私の方が多い。」と言い張る娘。
確かに枚数は微妙に娘の方が多いのだが、
合計金額は圧倒的に息子の方が多い。
夫は娘に同情して、
「早く算数できるようになりや。」と慰めていたけれど、
本人は全く気にすることなし。
そしてご機嫌に家を出て、
目的地の公園へと到着。
娘は公園で遊ぶよりも何よりも、
今日一番の目的である、
「自分のお金でお菓子を買う」を達成するべく、
まずは売店へGO!
そして何を買おうかと色々迷っているところへ、
息子が後から到着し、
「ボクも何か買う!」と言ったは良いが、
そこで息子は財布を忘れてきた事が発覚!
かと言って、息子は無し!なんてことは不可能なので、
「カントにも一緒に何か買ってあげてくれる?」
と娘に提案したら、
またもや「いいよ!」と気のいい返事。
二つもお菓子を買うほどのお金は無いのに、
ちゃんと息子の希望も聞き入れる優しい娘。
結局、箱入りのグミを一つ買い、
「ボクが持ちたい!」という弟に渡し、
更には遊具で遊んでいる見ず知らずのお友達に、
「グミいる?グミいる?」と言って、
分け与えていました。
まぁ、ケチよりは良いかも知れないし…と、
学校でペンを大量に失くしてきた時には、
いつもこういう場面を思い出して、
自分を慰めてる私です。。。