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テーマ:ママの気持ち(578)
カテゴリ:姉&弟
明日で冬休みが終わる。
今年の冬休みは長かった。 16日間ある休みの間、 家族で過ごしたのはたったの三日間だけだった。 クリスマス、元旦、そして遊園地に行った三日間。 夫はこの三日を除いて他の日はすべて、 午前は仕事、午後はレッスンというパターンで、 夕飯を揃って食べたのも数えるほどだった。 こんなことなら、 冬休みは私と子供達だけ、 日本に帰ることにしておけば良かったと、 後になってから後悔したが、 どのみち、実現することはなかっただろう。 それでもそんな中で、私なりに頑張って、 朝は夫が出かけて行く前の、 まだ薄暗い時間にジョギングに行って、 そこでしっかり気分をリフレッシュして、 それから後は、 天気の悪い日は家でお菓子作りや料理をさせたり、 少しでも天気が良くなれば、 公園、散歩、買い物・・・と、 できるだけ、子供達が楽しく過ごせるようにと頑張った。 が、それでもやはり、 事あるごとに、大声張り上げて子供達を叱りつけたり、 一人でキッチンに居る時に、 大きな溜息をついたり・・・と、 そういう事も度々あったことは否定できない。 そんなある日、 料理をしている私の所に娘がやって来て、 こんなことを言って来た。 「ママ、一人でリリカとカントのこと見るの大変やね。 ご飯も全部作らなアカンしね。ありがとうね。」と。 これを聞いた瞬間、 「なんて心の優しい娘なの!」と感激したと同時に、 まだたった6歳の小さな子供に、 こんな事を思わせてる私って、 なんてダメな親なんだろう・・・と、 深く反省する思いであった。 そうこうしながらも、明日で冬休みは終わり。 この三日間は、 ようやく暇ができたママ友のS子さんを捕まえて、 三日連続、遊びのお供をしてもらったので、 冬休みも終盤になって、 子供達も楽しく過ごせたことだろう。 今晩、イタリア版サンタクロースの、 「べファーナ」という魔女が、 靴下にいっぱい詰まったお菓子を届けてくれるので、 子供達はわくわくしながら、 クリスマスツリーの下に、靴下を置いて眠りについた。 冬休み最終日の明日は、 一日中、お菓子を食べまくって、 それだけで十分、楽しく過ごしてくれる事だと思う。 この16日間、 特に私を大きく困らせることもなく、 お利口に二人で仲良く過ごしてくれたご褒美に、 明日はご飯をちゃんと食べなくても良しとして、 お菓子に埋もれた一日を過ごさせてあげたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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