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チャオの国から~子育てな毎日~

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2008.09.26
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新しい学校での生活が始まって、3週目が終わりました。

前々回のブログに、「ピッカピッカの2年生」と題して、

順調にスタートした娘の学校の様子を記しましたが、

実はもう一度、一年生から再スタートしております。

学校が始まって三日目に、

担任の先生から呼び出しがありました。

いきなり先生から、

「前の学校は一年間、通ったのですか?」との質問。

「最後の2週間ほどを除いては、通いました。」

と答えると、

「残念ですが、習ったことがあまりに少なすぎます。」

というショッキングな答え。

どういうことかと詳しい説明を求めると、

実は新しく引き継ぐ先生の手元には、

前の学校からもらってきた、

娘が習った勉強の内容や、成績のこと、

一年間使ったノートなどを、事前に渡していました。

それを見た先生、かなり驚いたようです。

それは学校が教えたことが少なすぎたのか、

娘が付いて行けていないのにずっと放置されていたのか、

それは今更知る由はないけれど、

どちらにしても、学校側の責任だというのが、

新しい学校側の意見でした。

そしてそれは、イタリア語の読み書きの問題だけでなく、

学校で集団生活をするということや、

道徳の面などにおいても、

もっと習っておくべきことが、沢山あったそうです。

「お母さん、娘さんの事を思うなら、
 もう一度、一年生をやり直した方がいいです。」

と言われました。

イタリアでは数年前まで、

小学校でも留年制度というのがあったそうなのですが、

数年前に廃止され、今は自動的に進級するそうです。

ただその先生曰く、ミラノでは外国人が多いのは勿論、

中には外国から直接入学してきた、

いわゆる、全くイタリア語を話せない子も、

毎年、大勢入学、転入してくるので、

いまだに2歳差くらいの子供達は、

普通に同じクラスの中に混じっているとのこと。

なので、ウチの娘だけが大きいということもなく、

本人がその事を気にするような環境には、

絶対置かれることにはならないと、

学校側からは言われました。

そしてその事を夫と話し合い、

4日目から1年生を再スタートしました。

その事を知らせた日は、

さすがに娘もショックが大きかったようでしたが、

そこは盛り上げ上手の夫が、

喜び勇んで帰って来た風を装って、

帰宅して開口一番、

「おめでとうー!
 もう一回、一年生させてもらえるんやて!?」

と不自然なテンションで言い、

「これは選ばれた人のみが受けれるチャンスなんや!」とか、

「おまえは素晴らしい子供やから、
 もう一回させてもらえるんや。」とか、

「先生のアシスタントを務められるように、
 もう一度、一年生に行くんや。
 今年は一年生やけど、アシスタントなんやぞ!」とか、

「こんな事は普通、したくても、
 滅多にさせてもらえることじゃない」とか、


説得力があるのか無いのかわからないような説明でしたが、

あまりにものパパの嬉しそうな顔を見て、

やっと何だか良い事が起きたように錯覚できた娘。

夜寝る頃には元気になっておりました。

要するに最終的には、

引っ越しで一年生を早く終えてしまったから、

足りない分があって、

もう一回、一年生をするんだよということにして、

親の都合でこうなってしまったことを、

夫と二人で娘に謝り、納得させました。


そして次の日から緊張した面持ちで出かけて行った娘。

最初の数日は険しい顔つきをしていましたが、

3日目あたりから楽しいと言い出し、

それからは毎日、喜んで行くようになり、

日に日に顔つきが変わっていきました。

そしてそれを証拠に、

幼稚園の年長から2年間、

ずっと抱え続けてきた頻尿が、

どうやら、ほぼ治ったようであります。

今までほとんど、学校での事を話してくれなかったのに、

色々な事を積極的に話してくれるようになりました。

一時は色んな後悔の念に苛まれたけれど、

娘の穏やかになった顔を見て、

ようやくこれで良かったんだと、

思う事ができるようになりました。

娘がもう少し大きくなって、

今回の事がきちんと理解できるようになった時、

「これで良かった」と思えるよう、

充実した学校生活を送らせてあげたいと思います。

こんな人生もありよねぇ~。大笑い大笑い




 








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Last updated  2008.09.27 05:41:31
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