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カテゴリ:real time
ヤンジャンに連載中の「嘘喰い」
天才的ギャンブラーがその知略のみを駆使して、 漫画じゃないと有り得ないような過激、大袈裟、傍若無人な設定の中、 相手を打ち負かしていくストーリー。。 今週号で今やってる章が終わった。 詳しい内容は省くが、ゲームの途中、死んだかと思われた仲間が生還し、 その後、ナレーションのように以下の言葉が綴られていた。 生命 それはただの化学反応であり 人生に本来 意味などない 人はそれを知ることは出来ない ただ、己の自伝に 試行錯誤の上 タイトルを決めるが如く 人それぞれがその意味を見いだし そっと懐に忍ばせればいいだけだ 世に言う悪の限りを尽くし 何の罰も受けず 悔いず省みず 天寿を全うする人間もいる一方で 汚れなき無垢な 魂が無残に 当たり前のように 踏みにじられる この世界で だがしかし 世に因果があり 応報へと向かう 大いなる力の存在 業 運命というものが あるとするならば 今はまだ その時ではなかったのだ 彼が召されるのは 少なくとも今ではない 明日でない保障もない 自らの化身が奪ってきた 命の数ほど 死を覗く業を 背負っているのかもしれない それはもちろん 誰にも分からない 10代最後の日に、意外なとこで魂を揺さぶられる言葉に出会った気がする。 漫画ってとこが今どきだねw 明日はいよいよ二十歳の誕生日。。 曲がりなりにもお嬢様なあたしは、 バースデーパーチーなる、愚劣な集まりに主賓として出席しなくてはならない。。 本来ならとっくに部屋着に着替えて、ゲームや数式との格闘にいそしんでいる時間に、 イヴニングドレスにピンヒール、首には重たいネックレスをぶら下げ、 アブラギッシュなしゃっちょさんやプライドだけはいっちょまえの御曹司、 私の方が、うちの娘の方が綺麗じゃないの! と内心で思いながら、満面の笑みで誉め殺すお嬢様やマダムの方々に、 ありとあらゆるうわべだけの祝辞の言葉を浴びせかけられるのだ。。 去年は久実もいたし、御曹司の中でも真心とか誠意をきちんと持ち合わせていた彼もいたけど、、 久実はどうしてもキャンセルできない予定があって欠席、優しかった彼も今は元彼。。 あ~、、今からすっげぇ憂鬱だ。。 いっそのこと会場に爆破予告の電話でも入れようかな。。。 ![]() 嘘喰い(6) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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