2005/07/10(日)13:40
ビッグウィング最終回のようで・・・
学校が早く終わったので久々にゆっくりコンビニで立ち読みしました♪とりあえず手近にあった少年マガジンを手に取り「はじめの一歩」と「ヴィンランド・サガ」を読む。マガジンはこの2つしか読んでません。
んでもってサンデーに以降。ざっと読んでたら「みのる」が最終回の模様、普段読んでないけど最後ぐらい読んでやるか・・・うん、まぁギャグ漫画はこんなもんだと納得。
それにしてもあだち充の「クロスゲーム」は逆タッチやね。今回になってやっとわかったw男女三角関係の一角が崩れて始まる物語が「タッチ」なら「クロスゲーム」はその女版ですといえばほとんどの人は理解できると思います。それにしても崩れるのが早すぎるので今回は5~6巻くらいで終わると見た!正解は作者と編集部のさじ加減次第でしょう~♪
特におもろいのはなかったのですがあえて言うなら「ワイルドライフ」が結構いけた。この作品、主人公が五流私大出だけど腕はたしかな元ヤン獣医師と「GTO」かよ!?と思わず突っ込みたくなる設定ですが、日本の獣医学科に五流なんてもんは存在しない(私大の獣医学科はたしか数えるほどしかなくて、そのどれもがかなり偏差値高い。国公立は言うまでもあらず)と思ってるのでちょっと敬遠してますが、ツボはしっかり押さえてて小学館らしい良質な作品です。
医者の漫画はいっぱいある。獣医師の漫画も結構ある。いつか薬剤師の漫画もやってくれんかねぇ?あるかもしれないけど少なくともボクは見たことないです。
さてさてここからが本題、ボクは小学館ビイキなので並んであるビッグコミックとオリジナルに以降。その前にBJで「甘い生活」を読んだのは内緒です。
オリジナルでは「あぶさん」と「龍」を読む。「あぶさん」は相変わらずだけど「龍」はコミック集めてるので今回重要人物が死んで正直見なきゃ良かったとかなり後悔_| ̄|○
周りの評価は高いけど正直面白さがわからん「PLUTO」は今回お休みの模様。
「黒澤」も読んだけどこれもあまり好きではない。
最後にビッグコミックで「黄金のラフ」と「ビッグウィング」を読む。「太陽の黙示録」はコミック集めてるので必死に避けました。「黄金のラフ」は特筆するほどでもなかったので今回最終回らしい「ビッグウィング」のことを書こう。
サブタイトルが「東京国際空港物語」といって主人公は羽田空港のキャビンアテンダントでドジでおせっかいでとにかくひたむきで優しい、彼女の目を通して空港の中でおこる心温まるドラマを一話完結方式で見せる作品です。「一話完結」って言ったら一話で話に区切りをつけるけど全体的な話はずっと続いていくというのが最近のよくある「一話完結」ですがこれは違う。
毎回羽田で困っている人がいてそれを主人公の久美ちゃんが見つけて助けてあげる、それを延々と繰り返しているだけです。まさに金太郎飴みたいな作品で毎回心にジンとくるお話が展開されるので見逃しても全く問題なし。「こち亀」の昔話を毎回やってるって言えばわかりやすいかも・・。
読まないでも大して気に留めませんが暇な時は必ず読んでいたので終わるとなると少々寂しい気持ちです。
しかも終わり方が納得できない!
この作品、あくまで主人公は羽田空港の分身、敢えて言うなら羽田の目だと思います。うまく言えないけど例をあげるなら「黄昏流星群」これ読んだ事ない人はジャンル違うけど「ボーイズビー」を思い浮かべて下さい。それもムリならごめんなさい。黄昏も心温まるお話の一話完結方式だけどこれは登場人物が一回こっきりしかでてこない。「ビッグウィング」はこれに毎回久美ちゃんを関わらせることで本質的に成長のない主人公固定のストーリーが20巻近く続いたわけであくまで主人公は傍観者だと思うのですよ。だから最後まで傍観者でいて欲しかった・・・最後の最後で主人公しちゃうんだもん、これがずっと脇役に徹してきた久美ちゃんへの作者なりのご褒美なのかなぁ?
我ながら説明が下手糞すぎます。とにかく納得できんのじゃー!こんな時にいしわかじゅんや夏目房之助がいてくれたらささっともやもやを取り払ってくれるのだろうけど・・・
いつかBS漫画夜話でやってくれ!そして最終回について議論してくれー!
以上、たぶん他人があきれてついてこないお話でした。