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カテゴリ:マンガ遍歴
小、中前半まで夢中だったジャンプですがそれも年齢と趣味の変化から少しずつ冷めていきました。浅く突っ込んで言うと、特殊能力を駆使して戦う主人公達に感情移入できなくなってしまった(おれはどう頑張ってもお前らみたいにはなれね~とか)のだろうと、この歳になって改めて考えるとそうだったんじゃないかなと思います
そうなると全てのジャンプ作品が本質的に同じだと思いはじめて、あとはその中でどれがおもしろいのか?まぁどんぐりの背比べみたいに感じ始めたんですね。こうなったら冷めも急激に進んで行くもので素直に楽しめないんですよ そんな煮え切らない葛藤からボクを開放したのがドラゴンボールの終焉でした。当時は「ついに終わってしまった・・・」くらいにしか考えてなかったのですが、今考えるとDBがボクとジャンプを繋ぐ最後に残った一本だったんです もちろんこの時ジャンプにはおもしろい作品がいっぱいあったのですが誌面全体のターゲットとボクの求めるものとの間に生じたズレが少しづつ大きくなっていくことにボク自信耐えられなかったのです こんな事書いちゃうとマンガ読まない人には誤解されそうですが(というかマンガ読まない人はコレ読んでくれないかw)その後もジャンプは読み続けてます。あくまで全体とボク個人のズレの問題で、数本の抜き出た作品と少し高年齢向けのソレはまだまだボクを十分に満足させてくれてましたからね 悲しいかなそんな作品も月日を追うごとに一本、また一本と少なくなっていくのですがそこまで掘り下げるとこの話だけで何回も書いてしまいそうなのでこの辺でw (前置きは長くなりましたが)そんなちょっとオマセでわがままになってきたボクの欲求の次の受け皿は毎週木曜日発売の少年マガジンでした え?マガジンは水曜発売?ちぃみ~バカな事言ってんじゃないよ~マガジンとサンデーは木曜でジャンプは火曜、チャンピオンは金曜発売 な の !もちろん青年誌も同じ!田舎もんバカにすんなってんだ、ったく~(北海道が誇るスター大泉洋の声でお楽しみください) コント仕立てでお茶を濁してみましたが、本当はすごくうらやましかったから言いたかったw 話に戻ります。なんでマガジンだったのかというとコレがボクみたいな年齢層をターゲットに扱っていた・・・ 例えば、ギャグでも「ラッキーマン」とか「ぼんぼん坂高校」みたいな非現実的なのじゃなくて「カメレオン」やらのヤンキーギャグだったり、全体的にエロ志向というか露出度が高く、ちょっとしたキャラクターの反応にもそういうのが多くて少年と青年の狭間で揺れるちょっと背伸びしたい年頃だったボクを惹きつける土台があったんですね「A・I・が止まらない」とかw、それでいて「はじめの一歩」みたいなガッツリストーリーもあって楽しかったんだろ~な~・・・ 全体的にマガジンの人気作品は、ジャンプと比べてバラエティ豊かでジャンルも多種多様、その中でストーリーとギャグとエロのバランスがよかったのです。それでいてフィクションとしてちょっと現実でありそうなリアリティがありました そして空前の「GTO」ブームなんかで少年誌の発行部数もジャンプを抜いて日本一!と時代の波も後押ししてる感じでした。今考えるとねw こんだけ持ち上げといて自分でも不思議なんですが当時は全ページ、それこそ細かいコラムまでチェックいれていたはずなのに当時ハマッテいた連載作品が上に挙げた4つと「金田一少年の事件簿」くらいしか思いつきません(あ~「特攻の拓」があった)逆に酷評したジャンプ作品のほうがバンバン思い出せますw 通過点というかそんな雑誌だったのかな?とか考えますがそれ以降にハマッタ雑誌も全部そんな感じなので多分ボクのスタンスが変わったんだと思います 「おいしいとこ」だけ食べるというか一雑誌としてのこだわりはさほどなくなっていったんでしょうね。おそらくマンガを読まなくなる人ってこの辺で卒業していくんだと思われます いや~これ書いてておもしろいですwいろんな発見があって(爆)そんなこんなで次回はサンデー、付き合っていただき感謝です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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