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テーマ:感じたこと(2893)
カテゴリ:お出かけのこと
6月に入ってから、土日も休めずイベント的な仕事が続き、ようやく代休を一日もらえた と思ったら、叔母の訃報が入り、急遽、秋田へ。 と言っても一泊だけです。何せ、猫らのことを頼める人がいない…。 いつもお願いしてしまう母もお葬式に行かなくてはいけませんから…。 猫らには、六つのお皿にカリカリを多めに入れて、キッチンや廊下に分けて置き、一晩 お留守番してもらいました。 猫らと暮らし始めてから、一泊以上家を空けるのは初めてです。 亡くなった叔母は、母の一番下の妹でした。 母とは10歳程離れていましたが、他の兄弟が皆、結婚や就職を期に地元を離れてし まい、母と叔母だけが残ったこともあって、私が子供の頃は、毎日のように行き来し たものです。 そんなわけで、後に生まれた従兄弟も完全に弟状態でした。 私が9歳の時、父の仕事の関係で、うちの家族も引っ越すことになり、以来、叔母に会 うことも何年かに一度となりました。 その後はいろいろと家族や兄弟間のトラブルが重なり、疎遠になり、最後に会ったのは もう10年以上も前になります。 それでも、私にとって子供の頃の思い出は、必ず叔母の家や、まだ若かった叔母との 記憶とともにあるのです。 今回は妹と一緒に、子供の頃のテリトリーを回りました。 幼稚園に通った川端の小道、水遊びをした小川、取り壊されて更地になった私の家の 跡地、当時飼っていた猫がよく登って降りれなくなった柿の木…。 シロツメクサを摘んで花冠を編んだ野原は、周りに家が建ち、大分小さくなっていました。 懐かしいシロツメクサの匂い、よく遊んだブランコのある公園の深い緑の針葉樹の匂 い…。 何だか胸が苦しくなるような郷愁でいっぱいの中で、一つの時代が永遠に終わっ てしまったことを実感してしまったのでした…。 ふ~っ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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