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藻場ってなんだろう

藻場ってなんだろう海の中を見ていると、特定の海藻・海草が群生(かたまって生育)しているところがあります。群生の規模が大きくなったものが『藻場(もば)』です。

 藻場の地表付近にはたくさんのプランクトンなど小さな生き物が生息し、それを食べる小型の魚などが身を隠すのにも使います。さらに小魚を狙う大型魚が藻場の上を泳ぎ回っています。繁殖期には、さまざまな生き物が藻場に集まり、卵を産み付けたり子育てを行います。藻場は、海の生き物にとって欠かせない存在なのです。

藻場は、そこを形成する海藻の種類によって、アオサ場、テングサ場、ガラモ場、アラメ・カジメ場、ワカメ場、アマモ場などに分類されます。西伊豆・浮島ビーチでは、さまざまな海藻が繁殖し藻場を形成していますが、アラメ・カジメ場は以前から見られず、2003年の夏を最後にアマモ場が姿を消しました。



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