アマモ場を守ろう
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アマモ場を守ろう save the amamoba
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藻場の中でも、アマモ場は現在日本各地で減少の一途を辿っています。アマモが生育できるのは、波浪の影響が少なく、澄んだ浅瀬でなおかつ安定した砂地がある限られた場所だけです。
浮島ビーチのアマモ場は、2003年に壊滅しました。それまでは、80cm四方程度という極々狭い範囲ですがアマモが群生していました。今年2004年初夏にアマモが生えているとの現地サービスの方からの吉報が届きました。しかしその後の台風・大雨の影響で再び姿を消してしまいました。
リキッドダイバーでは、これ以上日本の海の砂地からアマモ場を消し去らないように、アマモ場がダイビングエリアで潜るダイバーの方に以下のことをお願いしたいと考えております。
私たちダイバーがアマモにできることは…
- アマモの葉に砂を巻き上げないように、フィンワークに注意する
- アマモ場の上に着底しない、上を通過しない
- 不必要にアマモやアマモ場に住む生き物に触れない
- アマモを食べる生き物がアマモ場にいるのを発見した場合は、その生き物を傷つけないようにほかの場所へ移動する
が挙げられると思います。ただし、4の活動に関しては、どの生き物が本当にアマモ自体を食べているのか認識でき、生き物の取り扱いについても熟知しているガイド・インストラクターのみが行う必要があります。浮島ビーチでダイビングされる方は、この4つのガイドラインを守っていただければ幸いです。
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