植物に見えるけれど危険な動物「アカガヤ」
人工的な投棄物やロープ、自然の岩や岩礁などの表面に付着しています。こう見えてもれっきとした「刺胞動物」で毒を持っています。直接触れて刺されることがなくても、間接的に刺されて被害に合うこともあります。このアカガヤや「ガヤ」の仲間の「シロガヤ」「クロガヤ」などの刺胞が海の中に漂っていたりするので、海水浴の方はもちろん、ダイバーでもマスクに覆われていない、特に唇や首、頬などがチクチクすることがあります。こんな時はガヤの刺胞に刺されたケースもあります。よく見ると、枝が海藻のように「互生」の「羽状」になってます。面白いものです。太い幹のようなものから互生で枝が生えているように見え、これひとつで一匹と思われてしまうかもしれませんが、実はいくつもの個体が集まってできた「群隊」です。枝の先に生えているのが一つの個体です。※この記事は、後ほど「Libray of seaweeds & others」に登録します。