CHEMISTRY、デビュー記念日にファンから逆サプライズ
CHEMISTRYがデビュー記念日となる3月7日、NHKホールにてライブを開催した。昨年3月7日にデビュー10周年を迎え、その後、ベスト・アルバムを携えた全国ツアーや堂珍嘉邦の舞台主演デビュー、川畑 要の俳優デビュー、そしてそれぞれの初ソロ・ツアーを成功させるなど、アニバーサリー・イヤーを精力的に活動してきたCHEMISTRY。2月4日より、最新アルバム『Trinity』を携えた全国ツアー“CHEMISTRY TOUR 2012 -Trinity-”を開催している彼らが、ちょうど10周年イヤーを締めくくり、デビュー満11年となるバースデー・ライブをNHKホールにて行った。ライブでは、堂珍嘉邦と川畑 要へのバースデー・サプライズとして、観客席のファン全員からバースデーソングがプレゼントされた。これまでファンやリスナーの告白、プロポーズなど、さまざまなサプライズをシンガーとして数多く手伝ってきたCHEMISTRYだったが、逆にファンからサプライズを受けることは初体験。本編3曲目の演奏が終わり、照明が暗転するとともにピアノのイントロが流れ、会場を埋めつくす3,600人の観客席から「バースデーソング」が歌われると、舞台の袖からバースデー・ケーキが登場。ふたりは驚きを隠せず、川畑 要は思わず満面の笑みをこぼし、堂珍嘉邦はステージ上で膝をついてしゃがみこむほどだった。「今日は(撮影の)カメラが多いので、何かあやしいと思っていたけど(まさかサプライズがあるとは思わなかった)」と照れ笑いした堂珍と川畑は揃って「今日3月7日でCHEMISTRYはデビュー11周年を迎え、12年目に突入しました」と大きく宣言し、ケーキに立てられた「11」をかたどったロウソクを吹き消した。そして「12年目もがんばっていくので、これからもよろしく」と川畑が口にすると、会場が祝福の歓声と拍手であふれた。この日彼らは代表曲の数々や、最新アルバムからの楽曲をたっぷりと披露。デビュー11年の記念日ならではのスペシャルなサプライズも相まって、忘れられないバースデー・ライブとなった