カテゴリ:0歳時代・回想録
自宅に帰ってから約1ヶ月が過ぎ、月齢で言えば4ヶ月に入ってすぐの頃。
「それ」は、突然やってきました。 3ヶ月の中盤あたりから夕方以降に「ブタ泣き」(注・ものすごい号泣のこと)がはじまって、これって夕暮れ泣き?と頭では理解しながらもほとほと参っておりました。 精神的にも疲れてしまい、 「なんで毎日ものすごい泣くの?私にダメなところがあるから?」 と育児に自信を失いかけていたので、思い切って旦那に打ち明けることにしました。 その時は成長なんだから仕方ないよね…なんて話で終わったのですが。 翌朝。 「りーたん、いい子にしてるんだよ。ママを困らせないでね。」 彼はりーたんの頭をなでなでしつつ、軽い雰囲気で何気なく言って出社したのでした。 そしたらどうなったと思います?? 確かに旦那の言うことをよく聞いてくれて泣かなくなったのです。 しかし… 1. あやしても無反応 2. 常に無表情で笑わない 3. そばにいても私に背を向けて一心不乱に指しゃぶりに没頭 と、いきなり情緒不足な赤ちゃんへと変貌をとげてしまったのです。 しかし私は、お気楽・極楽なのほほーんとしたところがあるので、はじめは 「わーい!泣かなくなったぞ。なんかずーっといい子にしてるし。ホントいい子だなぁ。」 なんて思っていたのです。 が、そのうち「ん?なんかおかしい」と母親ならではの琴線に触れたのです。 そういえば、以前何かの本で「親に手を焼かせない赤ちゃんは情緒的に問題」というような内容が書いてあったぞ。やばい、もしかするとひ、ひきこもり~!? 慌てて育児書・育児雑誌のbaby-moを読み漁り、母にも相談をするとやっぱりこのままではいけないことが判明。 (育児書は「子どもが育つ魔法の言葉」と「語りかけ育児」を読みました。この2冊は、通常まかり通っている育児の常識の中にも間違いがあり、それが知らず知らずのうちに赤ちゃんを追い詰めていることがあるのだ…ということを教えてくれました。今でもたまに読んで、間違いを犯していないかどうか確認しています) そして、本の受け売りでも何でもとりあえず効果がありそうなものはやってみよう!と 1. 暇さえあればいつでもどこでも歌うこと 2. おむつ替えの時に赤ちゃん体操をすること 3. 本・雑誌に載っている「月齢別・ふさわしい遊び」を試してみること そして 4. 「ママがちゃんと受け止めるから泣きたい時は思いっきり泣いていいんだよ」と優しい口調で繰り返し言い聞かせること これを毎日心がけながらりーたんのお世話に当たりました。 その結果…。 なんと1週間ほどで、元の明るく朗らかなりーたんに戻ってくれたのでした!よ、よかったよ~! それからというもの、どんなに泣いてもぐずってもどーんと来い!それを受け止めるのがママの努めだぁ!と開き直ってどっしり腰を据えることができるようになりました。 いやはや、手遅れにならないで本当によかった…。 <教訓> 私達が赤ちゃんを育てるだけでなく、赤ちゃんも私達を親に育ててくれるんですね!くれぐれも親の都合やエゴで赤ちゃんの心や可能性に決して制限をかけることなかれ~。たった一言でもやばいですぞ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年05月31日 00時50分41秒
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