"ciao-kyoro' homepage"    May,2004~

2004/06/23(水)11:46

昔の自分に出会う

きょろが思ったこと・感じたこと(21)

昨日、日本橋で母と待ち合わせをして、ランチと買い物をしました。 「最近、日本橋の高島屋がまたまた綺麗になって、地下にも食堂街ができたりしてるから行ってみよ」 と急に母に誘われて行ってみたのです。(しばらくりーたんと実家にお邪魔していたので、私たちがいなくなって急にさびしくなったのかも?) 地下にはレストランが全部で4つ。 中でも私的に「きゃ!」なお店がふたつありました。 ひとつは「いつか食べに行きたい!」と思っていた、イタリアンの名店・アルポルト(以前港区の三田に住んでいた時、よくこのお店の名前を聞きました。その当時、このアルポルトは三田にあって、今は他の場所…たしか港区だったと思うけど、そちらに移転していると聞いた気がします)と、麻布十番に本店のある洋食の老舗・グリル満点星。両方ともミニ店舗的なカジュアル仕様のお店なんだけど、赤ちゃん連れでは本店とかに絶対行けないと思うんで、気軽に入れるデパートの支店は嬉しくなっちゃうんです。 今回はグリル満点星の方を選択。 美味しくオムライスをいただきました♪ 話がそれるのですが、りーたんとの外出&ごはんは、今までかなり悩みのタネでした。 というのも、ベルトつきでない子供のハイチェアは、どうも落ち着かないらしく、大騒ぎで泣くので、もうお食事どころじゃなかったの。 でも、新兵器「ビスコットシュワリー」を買ってからというもの、今までベルトつきハイチェアを探して、ファミレスを右往左往していた苦労が嘘のように解決!!! イスに赤ちゃんを固定するバンドなんだけど、もう手放せません! というわけで、今回のお食事もこの「ビスコットシュワリー」のおかげでとってもよい子に食べてくれて、無事終了。 あぁ、もっと早く買うべきだった…。 そして、今日の本題にうつります、(前置きながっ!) すっかり、お気楽極楽な専業主婦的時間を過ごして、その帰り道。 都営浅草線の日本橋駅ホームでのできごとでした。 ホームのベンチにすわって電車待ちをしていると、じーっと見られているような視線を感じました。 視線の先には、以前勤めていた会社の別の部署の先輩(女性)がいるではありませんか! 髪をアップにし、ジャケットにパンツという颯爽としたスタイル。さすがセールスウーマン! 名前をド忘れしてしまったので、「あ、おねえさま~!」(在職中、私より年上の方を私はそう呼んでいたのです) 「あ、やっぱりぃ!もう生まれたんだ!っていうか何歳?」その美しく凛々しい先輩は、私にそう聞いてきました。 「はい、1歳と2ヶ月です」と私。 「わー、辞めてからそんなになるのかぁ!不思議だな」と先輩。 それから一緒に西馬込行き(ローカル!)に乗り現在の会社の状況などを聞きながら、楽しくおしゃべり。 その中で、なんか私の眼を開かせる会話があったのでした。 以下の会話がそうです。 「そっかー、専業主婦かぁ、いいなぁ」と言われ、思わず、 「んー、そうかなぁ、でもキャリアな方もいないと困りますよ~」と答えた。 (これで眼が開いた…なんて「ん?」だよね!でも、続きを読んでみてくんろ~。とにかくこの自分の発言で「ハッ!」としたのです) そうこうしているうちに本社のある新橋に到着。先輩は、「じゃ、子育てがんばってね!」と手を振りながら去って行ったのでした。 自宅のある終点まで乗っている間、ひとり(りーたんはだっこ紐の中でねんねん)ぼーっと、そういえば、私もキャリアな人の一員だったんだ…と当時のことが蘇ってきました。 総合職の男性と対等(だったと思う、甘い?)にセールスしたり、会議に出席したり、海外出張に国内出張。 海外はけっこー行ったなぁ。ロンドン、パリ、ブラッセル、ウィーン、フランクフルト、上海、北京、ワシントンDC…。 そして、先輩はいまだキャリアの真っ最中。私が辞めるころ、確か国際線セールスのチーフみたいなポストに就いていたような記憶があるし、今はもっとランクアップしているように見受けられました。 プライドを持って仕事を続ける先輩を見ていたら、今の自分はどうだろう?と。 仕事をしている時のような、ロイヤリティやプライドってすっかり忘れてしまっているな…。 先輩と会って、瞬間的に昔の自分モード(話し方とか表情とか)に入って、昔の自分に出会えた…だからこそ、見えてきたのかもしれません。 でも、これではいかん!いかん! ロイヤリティやプライドのかけらもない自分はいかん! 主婦業にも育児にもプライドやプロ意識を持ってやらないと、なんだかだらけたただの主婦&母になってしまいそうだよ~。 そして自分自身もちゃんと持ち続けないと!「○○さんの奥さん」「りーたんのママ」だけじゃない自分を。 ぶんたろ0118さんというかあーちんさんの日記に(勝手に登場させてすんません!)「お母さんシンデレラ」っていうのがあって、その中にお母様から「仕事を辞めて育児をしている今、“誰かの母親”でもなく、“誰かの妻”でもなく、“どっかの家庭の主婦”でもない、自分自身を取り戻す時間はとっても大事」と教えられる…というのがあったんだけど、ほんとおっしゃるとおり!!! 今のところ、この日記を書く時が唯一私に戻れる時間だけど、もっと自分自身を磨くことも、少しずつ増やしていかないとなぁ…と強く思いました。 もし、今後、仕事に就ける環境が整ったら、今までの経験を生かして、セカンドスクールの航空会社・地上職を目指す人クラスの講師とか、企業向けの接遇・マナーの講師なんてやってみたいな。 その時のために、秘書検定や接遇検定を取ったりするといいかも?? りーたんが幼稚園に通うようになったら、勉強を再開しようかな! 先輩に会ったこと、あーちんさんの日記。 このふたつにインスパイヤされて、今の私はヤル気まんまん! どうもありがとうございます! でもまずは、目先のことをキチンとやっていかないとね。 だから、主婦のプロ…じゃないけど、家庭のことをしっかりとやって、それからりーたんとも真正面から向き合って育児やしつけもやっていかなくっちゃ!!! うん、ヤル気はそーとーあるんだけど、あとは実行に移せるかどうか…ぐーたらでずぼらな私、がんばれ!!! さてっと、りーたんが寝ている間に、毎日恒例になっている朝の床ふき掃除からはじめますか…。

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