リスボア物語

2006/03/21(火)21:00

カジノで大金持ち?!

バー・クラブ(12)

  豪華な中華レストランで優雅なに飲茶を食べた後は、夫を含めた数人がとてもとても楽しみにしていたカジノへ!   さっそうと皆で向かったカジノ。カジノへ入ること自体はパスポートもなにもいらない。それなのに・・・回転ドアを通って中に入ろうとした時、入り口のガードマンに止められた。 「ID(身分証明)を見せてください。」 私、「??皆見せないといけないのですか?それとも私だけ?」 ガードマン 「そう、あなたです。」と言ったものの、私と一緒にいる連れや私の態度を見て、そこまで若いはずはないか、と思ったのか、 「まさか18歳未満ということはないですよね?」と遠慮気味に言う。 「・・私、○○歳なのだけど・・」と言うと、隣の友達は吹き出すし、ガードマンも決まり悪くなり、 「そうですか。じゃどうぞ・・」と入れてくれた。(それくらいギャップがあった・・) いくら日本人が若く見えるからといって、ここまで若く見えるとは!きっちりありがとうとお礼を言って入ると、ガードマンも嬉しそうに「どういたしまして。」と恥ずかしそう。でも確かに、私、この日はとても若い格好をしていたかもしれない。  入ると、カジノの一階全体が見渡せる。一番目に入るのは、やっぱりスロットマシーンやその他のマシーン関係がズラッと並んでいるエリア。まだ昼間というのもあるかもしれないけど、客層は、観光客よりも、ポルトガル人が多いみたい。しかも誰も着飾ってなんかいなく、どっちかというと、日本のパチンコでみるようなおっちゃん、おばちゃん、という感じ。ま、よく考えたらパチンコなんてここにはないし、そういう賭け事が好きな人たちが集まるのはこのカジノになるのかもしれない。きっともっとお金持ちな人たちは、上のパスポートがいる方に行くのね。  カウンターでお金をマシーン専用のコインに替えて、(5ユーロから可能)早速スロットマシーンに挑戦!これがけっこう混んでて、空いているのを見つけるのが難しい。負け続けては、急に勝ったりだったけど、私の場合は最初の20分くらいで完敗・・。といっても15ユーロしか使わなかったのだけど。やっぱりギャンブルはあまり好きではないなぁ。。  マシーンでは皆そんな感じで初めの30分で完敗してあっけなく終わる。そしてここから向かったのは、ルーレット!これが見ていてとても楽しい。ルーレットも同じ階にあり、気軽に参加できる。最低の賭け金は5ユーロから。でももちろんたった5ユーロだけ賭ける人なんていないので、見ていてけっこう大きなお金が動いているのがわかる。  とにかく人気のルーレット。やってみたかった夫を含める数人は、早速新しい、まだ誰もいない台にいって、賭け始めた。一人50ユーロづつ。これ、見ていてもものすごく緊張する!夫たちが始めると、みるみる周りからも賭けに来る人がやってきて、見物人も集まる。もうプロなのか、常連なのか、いっぺんに3台くらいの違うルーレットに賭けながら、忙しく渡り歩いている人もいる。  結局一時勝ったのに、それを全額赤に賭けてしまった夫は、見事に負ける。(倍にする気満々だった。)残念・・。でももうここでおしまい!楽しんだからいいよねぇ。  それからしばらく他の人のを見ていたけど、あれってそうとうな金持ちか、それで食べてる人たち?賭け方が全然違う。賭けてる額も、千ユーロとか2千ユーロ。それが、見事に一瞬にして完敗し、その大金がディーラーのほうへ寄せられていくのを見ていると、気が遠くなってしまう。。これで上の階に行くと、一体どれくらいのお金が動いているのだろう?恐ろしい・・。 そういえば、昔からの噂で、とてもお金持ちのある女性が大金を相続し、それからギャンブルにはまってしまい、全部負けて一文無しになってしまった。そのお金持ちの頃の面影は全くなく、今でもカジノの周りでホームレスになってうろついている、という話がある。これって本当なのかな?  皆さんの期待を裏切って、見事に負けてしまったカジノ。でも初めてのエストリルでのカジノの雰囲気を味わえたことと、どうせ負けたといっても私はたったの15ユーロ。他の皆も80ユーロとか、大した金額ではなかったし、ま、楽しませてもらったのだから、いいとしよう。意気揚々としていた夫も悔しそうだけど・・残念でした! さて、まだまだ日も暮れていないし、雨も上がってきた。ここからまた予想外の長い一日が始まる・・。 ブログランキングへ応援のクリックで、一票、お願いします!

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