「きみを死なせないための物語」6巻感想
4人がバラバラになってしまっていってなんだか寂しいなと思っていたんですが、また昔のような関係に戻れそうで嬉しいです。この作品は世界観が独特というか、昔読んだ少女漫画のSFのように設定が壮大なので掴むまでが難解です。でも、一度理解できると引き込まれずにはいられません。私のような年代の者には懐かしい感じがします。きみを死なせないための物語(6) (ボニータコミックス) [ 吟鳥子 ]楽天で購入コクーン社会を支配する天上人(テクノクラート)の中でも、選ばれし者にしか知らされない「真理」。その獲得を目指すためにターラと離れ離れになったアラタだが、二人の想いは今も遠い距離を隔てて共にあったーー。止まらぬ時と世界の仕組みに、ネオテニイたちは全力で抗おうとする。これまでも大した感想は書いてないのですが、一応まとめてみました。1,2巻感想 3巻感想 4巻感想 5巻感想これまでもダフネ―症患者の誘拐があったようですが、これにソウイチロウは関係してるんでしょうかね。守り人はソウイチロウですよね??天上人として捜査に乗り出したアラタは京都コクーンでリュカの幼なじみに遭うことになるとはね。彼はダフネ―の女の子たちがどうなっているのかを知ってるようですね。16年前、ジラフが提唱した新しいロケットエンジンであるはずのヴァシミールが京都コクーンの東京タワーの中に隠されていることを知るアラタ。一気に面白くなってきましたね。アラタはジラフと接触して協力を要請しますが、目的は別の星系に行くことのようで。ほぉ~~~~~アラタはこのために天上人になったんでしょうね。地球に戻ることを目的としていたのに、それに逆らう行動ですよね。これは危険だわ~でも面白い。今まで喧嘩別れになってしまったような4人でしたが、ジジ救出により再結束できてホッとしましたわ。これでこの先も安心して読めます。やっぱりなんかギスギスした関係のまま進んでいくのはストレスなのでwそれにしてもジジとシーザーが第三契約をするとは思いませんでしたわ。この場合、夫婦というより家族って感じでしょうか。ジジの望みが叶ったわけですが、寿命があと2年というのが哀しいです。ダフネ―症も謎が多いですし、もしかしたらジジはもっと生きることができるようになるかもですけど。ヴァシミールのアニメも何かの伏線のような気がしますし、この先の展開が非常に気になるところ。ソウイチロウが何者で何をしようとしてるのかも謎ですし、まだまだわからないことだらけ。で、キュヴィエはどうしたんでしょうね。