「図書館戦争」シリーズ文庫化!!ってことで 第3弾は「図書館危機」
以前書いてた感想にちょっと手直しを入れてUPします。
『図書館危機』感想
王子様、卒業
堂上に嫌われているのではと思い、傷つき落ち込む郁。。
慧から返された2万を堂上に渡す時、アニメでは堂上と郁の二人きりのシーンでしたが
原作ではそこに 手塚と小牧も。
堂上を投げ飛ばした後のフォローに小牧が入るんですけど
このあたりもさすが 原作読むとすっきり。
というか 細かい心理描写が入るので分かりやすいですね。
アニメでも 十分伝わってきましたけど もう少し突っ込んでるので 心情が
はっきりします。
その後 アニメではカットされていた毬江ちゃんの痴漢遭遇事件が勃発。
アニメでは ここは王子様発覚と昇任試験を絡ませて話を進めていました。
堂上が郁に避けられているように感じてこっそり 昇任試験対策用のノートを
部屋に放り込もうと女子寮に忍び込むってのは アニメのオリジナルだったんですね。
うん。さすがに それはないだろうとと思ってたわwwwww
さてさて、原作では、毬江ちゃんが痴漢の被害に遭ったことで 小牧はメーターを
振りきっちゃったようで。。
普段は冷静な人だけど 毬江ちゃんのことになると 思いっきり人が変わってしまう
小牧に好感♪ この人のこういうちょっと危なげなところが好きだよ。。
好きな女がわけわからん男の玩具になるなんてこと許せないわな
しかも、声を出すことが苦手なことを分かっていて狙ったわけですしね。
ただでさえ 怖い小牧を完全にキレさせてしまって・・・!
囮になるために柴崎によって、女の子らしく仕立てあげられた郁は あまりに予想の上を
いく出来で、堂上や手塚を驚かせてしまうのですが・・・
特に 堂上の心情はいかばかりか
この辺りは コミックを楽しみに待ちたいと思います。
そして 実際に郁は痴漢行為に遭い・・・。
太もも触られてスカートに手を入れられて・・・ それって どれくらいだ??とか
思ってしまう私。。
犯人確保後に、そんなの大したことなかったという郁に、
「大したことじゃないとか言うな!」
って つい怒ったような声挙げてしまうところとか 郁を意識してるとしか思えませんわね。
可愛いなぁ 堂上。。(p≧∀≦q)〃
この事件の後で 郁の「王子様卒業宣言」が出されるのですが、
堂上が 郁に以前 「堂上に憧れて図書隊を目指す子どもなどいない」って言われ
すごく傷ついた表情をしたことの裏には あの時に助けた女の子に
少しは成長したと思っていた今の自分を 真っ向から否定されたことが辛かった
ってことだったんですね。。
6年前に検閲に立ち向かった凛とした背中に 今の自分を認めて欲しかったのだと
いうことに気づく堂上。。
ってことは あの時点で堂上も少なからず郁を意識したってことですね。
このヤキモキ感がwwwww
別冊読むと このあたりがはっきりしますv
昇任試験、来る
ここでは 若干、柴崎と手塚の距離が縮んだような感じでしたね。
そして、柴崎の実技試験用の読み聞かせには実は裏があって
いつも児童室で問題を起こす子どもばかりを集めて
「目にモノをみせてやる」って目的www
柴崎って女がよくわかるエピソードですv
確かに 子どもを他人に預けといて、自分らの時間を満喫しようとする厚かましい
母親集団いますからね。
それで 他人さまが迷惑被っているのに 全く自分たちの非を認めようとしない人たち。
困ったものですわ。
ねじれたコトバ
これは アニメでは取り上げられていませんでしたね。
逆に小牧が足を撃たれた話はアニメオリジナルだったようです。
図書隊の置かれた位置だとかメディア良化法のことなんかは この章で良く分かりますし
郁の図書隊への想いだとか 一般の人の反応とかも描かれていて 私は深みが増す
内容だったと思います。
折口と玄田の関係についても触れてます。
アニメでは尺の都合とか大人の都合(放送禁止用語とか)で描けないことがあるのが
残念です。
その点、この章はカットされても仕方ないかも。
郁と堂上のことを 玄田、小牧、柴崎は気づいているのに、手塚だけが気づいてない
ことに対して「その鈍さが辛うじてかわいいポイント」と柴崎に言われる手塚を
見てみたかったんですけどね。
これは コミックに期待です。
里帰り、勃発 -茨城県展警備ー
原作では 出かける前に 堂上の指に噛みついちゃったり、手塚を泥酔させたりと
騒がしい郁でしたが アニメではこの辺りはサクッとカット。
手塚と柴崎のやり取りも なかなかよかったのに 尺がありますからね。
で、バスの中での席は アニメでは手塚の隣でしたが 原作は 隣は堂上v
途中で肩に持たれ掛って寝てしまうという甘甘があったんですよね。
堂上の心境やいかに
が、ここから図書特殊部隊が水戸基地に入っていくあたりのくだりはアニメの
演出は良かったです!みせてくれましたよ!!
ただ、郁の兄が訪ねてくるところとか、コインランドリーで 堂上が柴崎の話を
出した時に 郁がそれを嫌がる(嫉妬する)とことかはありませんでしたが。
うん やっぱりこういうところは原作で補完しませんとね♪
図書隊は誰がためにー稲嶺、勇退ー
ここでの戦闘シーンもアニメは見事でした。
見ごたえがありました。
戦闘が終わった後に 「無抵抗の会」が図書隊に対し抗議を始めた時
知事が図書隊の行動を支持します。
郁は引き金を引いた瞬間、結果的にはどうであれ 攻め込もうとする敵を殺したことと
同義で、自分はもう血塗られたと感じます。
ここで 堂上が郁の腰に手を回し支える(〃∇〃v) のですがこのシーンは
今後のコミックで楽しませていただくこととしましょう。
きっとイイ具合に仕上げてくださることと大いに期待してます
この戦闘で、図書隊が手を汚していると分かってくれる人がいることに
救われる想いがする郁。
以前、柴崎に 「綺麗な舞台で戦えるのはお話の中の正義の味方だけだ」と
言われたことが蘇ります。
「泥を被る覚悟がないんなら正義の味方なんか辞めちゃえば?」
郁には その意味の意味が沁みて来ます。。
そして 図書隊が被るのは 泥ではなく血であることも。。
こういうあたりは やっぱり活字でしっかり読みたいですよね。
県立図書館長が放火を起こし その件で 堂上に記憶障害が出る
ってところはアニメオリジナルだったようです。
あのラストも悪くはないのですが、ちょっと私のイメージするのとは
違ってたので 原作を読んで納得しました。。
ああやっぱりそうだよねっと。
図書基地に帰った郁が 自分の堂上に対する想いを柴崎に伝えるところでは
ついに郁が 自分の中に芽生えた嫉妬心を自覚してしまうんですよね。
郁は柴崎を警戒してたのですが 全く心配いらないことが分かって安心。
でもね、柴崎には柴崎なりの問題を抱えているんですよ。。
それは 郁には見抜けない。。ま、自分のことでいっぱいいっぱいですから彼女はwww
稲嶺が辞任することに関して 情報を敢えて与えなかった柴崎に詰め寄る手塚。
この二人の関係も微妙に変化していくところがいいですよね。
う~~ん やっぱり 是非とも原作を読んでいただきたいなぁって思います♪
これまでの感想はこちらから。
「図書館戦争」
「図書館内乱」
今回の「図書館危機」のつづきは「図書館革命」でこれが最終巻です。
「図書館革命」
別冊については また日を置いて感想UP致します♪
こっちは ホント赤面するくらい超甘甘でしたわ (/ω\*)
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