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カテゴリ:超訳百人一首 うた恋い。
コミックスでは 陽成院の話はそれほど長くなく、子供の頃の話もなくて 綏子内親王と この特装版のDVDをみて・・・
感動 すごい いい出来ですわ・・・。 逆にDVD版では コミックスの台詞がカットされてる部分もあるのですが、業平の心情とか 申し訳ないけど アニメよりも上かもしれないとさえ・・・。 声は付いてないのですけど(あ、ちゃんとアニメ版のキャストさまで脳内変換はできましたが) それがネックになることなどなく、音楽とか間とか演出が素晴らしくて これはちょっとマジで 驚きました!! いろいろレビューを読んで とても評価が高いことは知っていたのですが、これは確かに!! 売れるわけですわ。。 現在、ほとんどネットでは どこも品切れですもんね。 私は たまたま実家に帰省の折、本屋で見つけたので 超ラッキー♪だったと思いますが まだ3巻のDVDは見てないのですが、とにかく これは一見の価値ありです! だいたい、PVからして 心惹かれますもんね!
我が国の歴史とか文化とか やっぱりもう少し見直すべきではないかと心底思いますわ。。 若い方にこそ この雅で艶やかな世界を堪能していただきたい!!
では ざっくりの感想ですが・・・ 業平が どれだけの想いを持って陽成院に和歌を伝えようとしていたのかとか 陽成院の アニメでは 私、諏訪部さんの声に神経集中し過ぎたせいか 業平という人物をちゃんと 描かれ方も アニメとはちょっと角度が違うというか 私はDVD版の方がずっしりとキタというか ところどころでしか高子は出てこないのですが、昔の気持ちとは違うとはいえ、 特に 業平の死後が・・・。 帝の寵妃となった身ではおおっぴらに業平の死を嘆くことはできないものだから ひとり 素直に 業平が好きだったと言うところにこれまた ホロリ・・・。 業平の幼帝への想いが ちゃんと伝わっているなぁと。。 そして、陽成院の方も・・・ だからこそ、簡単に打ち解けるわけにはいかなかったし、綏子も自分のことを嘲って 政治的な背景を具体的に描くことで より人物の内面が鮮やかに浮き上がって 理解が 散々疎んで これでもか~ってくらい嫌味をなことを言ってるのに それでもなお、妹背に 本当の自分をみてくれる人なんて 業平くらいしかいなかった彼に「絶対に裏切らない」と やっと綏子を受け入れることができたと思ったら あらあら・・・ どんどんと彼女への想いが どう伝えたらいいのかと悩む陽成院が 昔 業平に言われたことを思い出すところの演出は まさに鳥肌モノ! その昔、業平が 乱暴者であまのじゃくで 人に素直に気持ちを伝えることのできない 業平が伝えなかったことは しっかりと陽成院の中に育っていました。。 溢れてくる想いを素直に和歌に詠むまでの陽成院の心の動きが 見事に描かれます。 和歌が好きではなかったという彼が たった一首、後世に残した歌。。 それも 即行、帰りの車の中で!! 業平の教えが活かされた一首です。 コレをもらった綏子が 喜びを全身で表すところも またいい感じで♪ ここまで 感動できるとは 正直思ってもいなかったので 正に感涙でした。 超おススメ!!
「ちはやふる」では 百人一首は 音とか記号でしかないですけど、奏ちゃんが言うように ああ・・・いいわ。。 こんなに ひとつひとつの和歌への想い入れが出来てしまったら 百人一首なんて かと言って 競技かるたが強くなれるわけではありませんけどねww DVD付特装版は 入手困難ですが、 こちらは大丈夫みたいです。
近いうちに3巻のDVDも。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年01月17日 14時40分12秒
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