またもやBLコミックス感想書くぞ!!っと鼻息荒くしてから早ひと月ww
GWにいくつかUPしたいと思いながらも・・・GW終わっちゃってます(^^;
それでもコツコツ上げていこうと思います。
まずはヨネダコウさんの新刊「それでも、やさしい恋をする」
「どうしても触れたくない」のスピンオフで 以前、同人誌で出されていたり、雑誌掲載
されていたものに描き下ろしを足して1冊に。
こうして商業誌で読ませていただけるのはありがたいです
出口晴海が好きになったのは、小野田良。
三歳年下のストレート。
気が付くと好きになっていた。
友達でいい。
そう思っていたのに、どんどん好きになっていった。
素直になれなくて、不安になって、ささいなことに幸せを感じて、
言えない言葉がたくさんたまっていって・・・
誰かを好きになる切なさと幸せがここに。
「どうしても触れたくない」でいい味出してくれていた小野田がまさか男の恋人を
作ることになるとは思ってませんでしたわw
ま、嶋のことが気になっちゃってた時点で男もアリだったとは思うのですが。。
あんなに良き理解者として外川と嶋をサポートしてたというのに、ご本人の恋愛に
なると なんとも鈍いといいましょうか・・・
この人、自分から行くタイプじゃないんでしょうね。
嶋に気があることを自覚しながらも本人には伝えずに、なんと外川に伝えちゃって
ましたしねwww
ヤル気あるんかっていうwww
付き合ってた女の子も気の強い子たちばかりだったようで、グイグイと引っ張って
くれるようなタイプじゃないと恋愛がそもそも始まらなかったりするんでしょうね。
でも、今回の出口は確かに一見軽くて、イケイケドンドンな人に見えましたけど
それは彼の一面でしかなくて・・・。
どうしてもゲイだと、身近に好きな人が出来たとしても大抵は相手はノンケだから
恋愛の対象にされることは少なく、下手に動いて気持ち悪がられたり友情や信頼を
失うことを恐れ自分の本当の気持ちを隠すクセがついてしまうのでしょう。
出口は後腐れの無い相手との気楽な関係に満足してると思っていたようですが、
昼夜構わず爛れた生活をしていたのはちゃんと恋愛したいって本心を誤魔化す
ためだった
んじゃないでしょうかね。
だって、まだ小野田を意識する前から一緒に話をしてて楽しいってだけでそういう
生活を止めてますもんね。
本当は誰でも構わないなんて思っていたわけではなく、自分が自然でいられて優しい
気持ちになれる人と交流したかったんでしょう。
嶋のことだって最初は「バカじゃねぇの?自分ならもっと上手くやれる」って自負してた
のに いざ小野田の存在を知ってしまうと自制利かなくなってますもんね。
小野田に彼女がいることを知ると小野田でも女の子とキスするんだと思って沈んだり
彼女と一緒にいるのを見て彼女を羨ましいと思ったり。。
そんなところへ小野田が嶋に失恋したとか言い出すしで、出口びっくりww
小野田が同性を好きになることに抵抗がないと知った途端にますます気持ちが加速。
でも、小野田は出口のそういう気持ちに全然気付いてないんですよね。
他人の恋愛に関してはよく気が付くというのにね(^^;
小野田の前では精一杯虚勢を張って、自分の本心が漏れないようにしますが、本当の
出口はとても繊細で傷つきやすいんですよね。
細心の注意を払って小野田の気持ちを確かめようとするけど、やっぱり無理っぽくて・・・
友人関係が壊れてしまう前に告白した言葉を濁し立ち去るところが切ない。。
小野田が追いかけるのですが、ここは鈍さが幸いしましたね。
面と向かってどういうことかを尋ねられて開き直った出口は小野田に対する気持ちを
全部吐き出し関係を終わりにしようと・・・。
ところが、ここで小野田が粘りますww
一緒にいて居心地の良い人だし、失いたくない人だから何とか繋ぎとめようと。。
まだ恋愛感情には全然発展してないんだけど、前向きに検討するという小野田ww
そんなのアリですか!?
ま、男の嶋に意識がいくようになってた小野田ですからね。
全く可能性がないともいえないわけですがw
そして、本心を伝えた途端、これまで見せたことのない姿を見せる出口に小野田は
新鮮さを感じてますしねv
その後もこれまでと同じような付き合いが続き、時々出口を可愛いと思うまでに。
が、それは出口が自分に好意を持っていることを知っているからなのかと自問自答
する小野田。
この辺りはクソ真面目というか・・・
外川だったら、まずは試してみよう~!ってところなのでしょうが、小野田はそんな
すぐに行動には出られず、まずは男同士のHの仕方をサーチwww
しかも、出口の家に誘われた途端、まだ返事もしてないのにHについて野暮な質問
したりと・・・
それだけ彼が真剣にあれこれ考えてるってことでもあるのですが・・・
デリカシーない(^^;
その上、自分から話を振っておいて出口が「自分のことが好きなのに特定ではない
相手とずっとHしていた」ことを知ると、突然小野田は自分でも分からない感情が湧き
上がり・・・
思わず「軽蔑する」と口にしてしまうのですわ。。
出口は後腐れのない相手と寝ることを非難されたのだと取りますが、自分のしてきた
ことは恥ずべきことではないと。
そして、2週間後出口はコレ以上は心臓が持たないと返事をもらうため小野田に連絡を
入れますが残業があると断られ。。
小野田の家で待っていると残業のはずの小野田は早々に帰宅。
これが返事なのだと理解する出口。
ところが、小野田が2週間もウダウダしてた理由は出口が思っていたのとは違って。。
小野田は自分のことを好きだと言った出口が他の人と寝ていたことに腹を立てて
いたんですよね。
自分と言う存在がいながら他の男と寝ていたことに対する嫉妬。
返事もしてないし、気付いてもいなかったのだから今さら嫉妬しても仕方ないのに嫉妬
する自分を見せたくなくて悶々としてたら時間が過ぎちゃったと言うw
やっと小野田が答えを出せ、出口の恋が実りましたv
で、付き合ってから2か月後、小野田が部屋に誘います。
ノンケ相手に緊張するという出口に「覚悟は決まってるから大丈夫」と小野田。
でも、覚悟なんて言われてそこまでのことなのかとちょっとショックを受ける出口が
可愛いですw
小野田はどこからでもどうぞってベッドに横たわりますが・・・
それを見た出口は気落ちして・・・帰ると言い出します。。
小野田としてはこれまでのことを色々考えた結果、自分が下だという結論に達し
腹を括ったわけですが、実は出口はネコだったというww
そりゃビックリするわなww
「抱いてって言わせるのか」って赤面してる出口がまた可愛いい。
出口はHの最中も始終、小野田が萎えるんじゃないかと気にしてますが、萎える
どころか大満足の小野田くんでしたねヽ(*´∀`)ノ
H後、反芻し呆ける上に自分と知り合ってから何人と寝たのか聞いて嫉妬する始末w
そんな小野田の様子に出口は心から幸せを感じ・・・。
いや~~よかったね、出口さん!
ってとこなんですが、なぜかその後、幸せを感じつつも嶋とのことで喧嘩になってしまう
二人。。
出口は未だに小野田が嶋のことを好きだったことを妬いてるんですよね。
そして、小野田はノンケだからこれまでの恋愛より倍の嫉妬をすることになると・・・
別れようと切り出す出口に小野田が腹を立てます・・・
自分からノンケだストレートだと壁を作る出口に疎外感を覚え寂しいと感じていたと
いう小野田。。
ちゃんと気持ちを伝え合って、お互いが不安にさせていたことを謝り仲直り。
この二人、途中で話を切ったりせずちゃんと向かい合うところがイイです。
自分だけ嶋がゲイなのを知っているのも悪いから、自分と小野田が付き合ってることを
嶋に言いたいという出口。
じゃ三人で食事でも・・・ってことになるのですが、嶋は外川と喧嘩中。
が、嶋が小野田と呑む約束をしてると聞いて居ても立ってもいられなくなっちゃったのは
外川さん
突如待ち合わせ場所に現れますww o(⌒▽⌒)ツ☆バンバン
そりゃそうでなくちゃwww
Wデートとなりましたv
小野田に男の恋人が出来たと知って俄然、機嫌がよくなってる外川がwww
出口は出口でペラペラ小野田とのことを喋り出すしで・・・
何とも楽しいデートですww
嶋は・・・頑張れwww
特に大きな事件が起こるわけではありませんが、心理描写が丁寧でやさしい気持ちに
なれますv
「どうしても触れたくない」が好きな方はぜひぜひ!!
できれば、またこの4人のその後が知りたいです♪