2014/12/02(火)10:05
「ぴんとこな」13巻感想です
いや~~~絶望しかないですね。一弥ついに破滅か!?これまでの感想はこちら。 ぴんとこな(13)
著者:嶋木あこ
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お嬢さんが他所の男の子供を妊娠し、その相手が田辺だとわかり、その
田辺は実は川村樹藤の孫だと判明。凄いことになってますわwww
歌舞伎の話そっちのけwwww
早くこの三角関係終わって歌舞伎の話にならないかな。もし、事実が公になり、田辺が木嶋屋筋の者として優奈の相手を名乗りでる
ようなことになったら・・・
田辺が樹藤の孫であることを知ってる山本に口止めし、田辺を優奈に近づけ
ないようにする一弥でしたが・・・どんどん一弥が追い込まれますね。
そして、なんと言っても山本の存在が危なっかしい。
すごく人が良さそうだから一弥の裏の顔にはまったく気づいてないようだし、
上手く誤魔化せば何とかなりそうではあったんですが・・・ま、事が事だけに、何年も隠し通せるものでもないでしょう。
子供は親に似ますし、いずれ、父親が違うのでは??ってことになる可能性も
あり、博打もいいところ。一方、恭之助の方は・・・
あやめとの仲を深めようとしますがムードもへったくりもないものだからあやめに
相手にされずwww
しかも人さまの舞台でお邪魔なことをしてみせて、親父さまはヒヤヒヤ。。
そんな親父さまは実は後、数か月の命だった・・・!
やっぱりそうだったんですね。
未だ一人前になれず心配ばかりかけてくる息子を置いては逝けないと思う父。
若かりし頃も真面目だったんですね。
で、なんと自分には腹違いの兄弟がいることを実は知らされていたようです。
そうだったんだ。。
親父さま知ってたんだ。
女性だったからホッとしたものの、彼女には息子がいて・・・
万が一、彼が歌舞伎の世界に入ってきたとしたら、恭之助の行く末の阻害たる
存在になると予感した親父さま。それで何とか恭之助が早く一人前になるよう厳しく指導したようで。
全く恭之助はわかっちゃいなかったようですけど。
それでも、厳しい父を尊敬してたというところはエライ。数年経って、その息子が木嶋屋に弟子入りしたいとやってきて・・・
それも自分は実は樹藤の孫とは知らないまま祖父の芸を見て歌舞伎の世界に
飛びこんできたという・・・
それが田辺なわけですが・・・
親父さまはビックリ仰天!!
恭之助には近づけてはいけないということで即、弟子入りはお断り。
しかし、親父さまの不安は的中というか、恭之助が一人前になる前に余命が
僅かになってしまって・・・
まだ今の恭之助では後ろ盾がいなくなれば、例え御曹司といえどもこれまでの
ようにはいかないとわかってる親父さまは焦ります。
親父さまの余命を知ってしまった恭之助も動揺。。
稽古しろと言われても集中できず・・・
そんな恭之助の不安を少しでもとってあげたいとあやめが・・・
ついに二人はHに至るようですね。ま、それはいいとして、それよりも一弥ですよ!!山本が田辺と優奈が一緒に居るところを見てしまったものだから、さぁ大変!しかも次巻では全ての事実が曝され、絶望の淵に立たされた一弥の運命は!?
ってな煽りがあるし・・・やっぱりバレちゃうんですね。
そっか~
でも、これで一弥は優奈から解放される?
一弥には可哀想だけど、一人になった方がいいわ。
三角関係のごたごたはもういいかな・・・ついでにあやめも恭之助から離れてくれてもいいかもと。
恭之助は自分の隣は一弥しかいないって思ってるから、早いとここの二人が
和解して二人の世界を築いてくれてたらいいのにとwwもしかしたら一弥は澤山家から解放されず飼殺しみたいにされるのかもですが
それは勘弁です(><)
そういう面倒なことはなしにして恭之助のことだけを考えてる一弥をみたいもの
です。昼ドラっぽい話じゃなくて芸の世界で切磋琢磨して精進する彼らが読みたい
ですね。恭之助も田辺に足元脅かされて、一弥とともに梨園から相手にされなくなるも
二人して新しい歌舞伎のあり方を提示し再び注目される!ってな展開でもいいです。
どん底まで堕ちて二人して這いあがってくるとかもいいですわw