薔薇色のつぶやき

2015/04/04(土)01:01

「ぴんとこな」14巻感想です♪

少女・レディースコミック(238)

一弥はどうなってしまうんだろっとヒヤヒヤしましたが、意外にも山本が冷静で ホッとしました。 これまでの感想はこちら。  ぴんとこな(14) 著者:嶋木あこ 価格:463円(税込、送料込) 楽天ブックスで詳細を見る 親父さまの余命を知り、ショックなのはわかるけどあまりにも情けない 恭之助です(^^; 少しでも慰めになればとあやめはHすることにしたようですが、恭之助の 逃げ場にしかならなかったようで。 今は逃げてる場合じゃないのにね。 僅かな時間を惜しんでも稽古して、親父さまからできるだけ多くを受け継ぐ ことに専念しなくてはならないというのに・・・ 稽古をサボる方向とは・・・ これまでもそうだけどここはがんばろうよw今回親父さまも実は結構、人間味溢れる方だったというか、ちょっと情けない 感じが恭之助と同じだったことが判明。 親父さまも奥さまにがっつんがっつんやられながら今の地位を築いてきたの でしょう。早くに(といっても30代のようですが)先代を亡くしたものだから、歌舞伎の 世界で後ろ盾のない苦労を散々味わってきたようで・・・ だからこそ、恭之助には稽古をして実力をつけろと指導してきたのにホント あのバカ息子はまるでわかってなくて・・・親父さまだって独学の辛さから木嶋屋の看板を下ろそうとすら考えたとか。 恭之助が立派に木嶋屋を継いだ姿が見たくて必死に芸を磨いた親父さま。 歌舞伎の世界というのも厳しいものなのですね。で、一弥の方ですが・・・ 山本が田辺と優奈の関係を知ってしまい・・・ 山本は田辺の出生のことを口止めする一弥のことを快く思ってないだろうと 私は思ってたのですが、そうでもなかったようです。友達だからといってこればっかりは応援できないときっぱり。 山本を見直しましたわ。 いくら心情的には優奈に同情するような状況であったとしても世間的には 婚約者のいる身ですからね。 田辺は間男でしかなく・・・ が、実はお腹の子は一弥の子ではなく田辺の子だとしゃべってしまう優奈。 黙っていたのはヒロキに口止めされていたからだと。 この子、どうしたいんだろ。 ホント流されっぱなしだわ。 自分ってのがないのが全ての元凶だわね。自分の子だと知った田辺は大喜び。 しかも自分が川村樹藤の孫であることも知ることに。 山本は進んでぺらぺら教えるのかと思ったら一応は黙っとくつもりだったよう ですね。 口を滑らしてるから一緒ですけど(^^;田辺はすっかり強気になって優奈のお腹の子の父親が一弥ではなく自分で あることを轟屋の師匠に話したようで・・・ 一弥が戻ったときには既に師匠は事実を知っていて・・・呼び出しておいて一弥の言葉を聞くことなく「出て行ってくれ」という師匠。 これって酷いわ。 この時の師匠としては自分の娘の不貞を知って一弥に顔向けできなかった ってことのようですが「出て行ってくれ」はないわ・・・ こんな言い方されたら一弥としては破門されたと思っても仕方ない。一弥としては好きでもない優奈を利用し轟屋の跡取りに収まろうとしてたわけ ですから、自分が師匠を騙していたことがバレたと思ったんですよね。でも、師匠としては間男との子供を孕んだバカ娘を腹の子ごと引き受けようと してくれてたことに感謝してて。。 この世界では「娘の気持ちが誰にある」とかは問題ではなさそうです。娘と婚約してる一弥が他の女と遊んでいたと知ったしても、それは芸の肥やし くらいの感覚かもですね。それなら一弥に「すまなかった」と一言言ってあげたらよかったのに。一弥は師匠に見捨てられたと思い、これで恭之助と同じ舞台に立つことは 叶わなくなったと思い・・・ 思わず恭之助に電話したのに、何度かけても恭之助は電話に出なくて・・・ってHの最中なんだもん、ホント間が悪いw恭之助に憧れ、同じ舞台に立ちたくて・・・ 恭之助が好きで、近づきたい一心で必死にやってきて・・・ その恭之助が一弥の一件を知ったから嫌悪感を抱いて電話に出ないのだと 思ってしまう一弥。恭之助に自分の存在を否定されたと思い絶望した一弥は奈落へ飛び降り・・・うわぁ・・・ 一弥の気持ちはわからんでもないですが、役者が奈落で死のうとするのはいかが なものかと。。自分の愛した舞台なのにね。一弥は自分が認めて欲しいのは恭之助だけで、彼と一緒に舞台に立つことだけが 自分の生き甲斐なのだと、どれほど恭之助のことが好きなのかを自覚することに。もうホモの話ってことでいいんじゃないのかな。 恭之助を想う一弥の気持ちが痛々しいですわ。 その頃、恭之助は全裸四つん這いで泣いているという情けない状況(^^;旦那さまが先代を早くに亡くしたことでどれだけ苦労されたかわかってないと 言われ稽古を始めたようですが身が入らずで・・・ 俺だっていろいろ我慢してるんだと恭之助。 苦手な奴と組んで必死にやったりしてわがままも自制してるんだと。 だって本当は相手役はメガネだけでいいんだ・・・ アイツと一緒に立つ舞台の高揚感は特別なんだ・・・ってことでやっと恭之助も一弥に対する想いに自覚が出てきたようですwwwウダウダはもういいからちゃっちゃと進めて下さいv 一弥を思い出し恍惚としてる恭之助www 赤面してるしwwww 本命一弥ってことですね。で、一弥と連絡を取ろうとする恭之助ですが、逆に一弥から何度も着信が あった事を知ります。 なんでこれだけ一弥のことが気になってるのに携帯の番号も知らなかったん だろね。 一弥は一命を取り留めるも意識は戻らず。 ここで退場することはないにしてもなんか身体に後遺症が残りそう。。田辺はこれはチャンスとばかりに一弥を一気に蹴落とすべく轟屋の師匠を お義父さん呼びし一弥のポジションに収まろうとします。 が、すぐに自分の目論見が見当違いであることを思い知らされることに。「オメ―に轟屋のトップが務まるわけねーだろ!!」 そりゃそうだろね。 師匠に全く相手にされない田辺ですが、この先優奈と一緒になるのであれば 木嶋屋の血を引いていることもいずれ言い出すでしょうし、まだまだややこしく 関わってくることになりそうですね。10日間、恭之助は父親の見舞いもあるでしょうが、毎日一弥の様子を見に 来てます。 轟屋の師匠も同じ。 お互い毎日何やってんだ!?ってとこですが、師匠の方は一弥が目を覚まし たら全部誤解だったと言ってやりたくて毎日通ってるようで。 実力、度胸、容姿どれを取っても轟屋の頭に一弥ほど相応しい男はいないと べた褒めする師匠にこの時ばかりは恭之助も同意wwww意見が合いましたwww 恭之助は素質と容姿は自分のが上だと思ってるようですがwww で、恭之助の方は着信を無視したのはワザとじゃないということと、一弥は 自分の最高の相棒なんだから見捨てるわけがないと言いたいようで。実はこの時、一弥は意識が戻っていたのですよね。 でも、二人が大騒ぎをしてるものだから気まずくてタヌキ寝入りwwww 師匠は一弥に婿養子ではなく、養子縁組で息子になることを提案します。 おお~~一弥、よかったね! 最初からこうしてくれてたらややこしいことにならなかったのに!!恭之助はお祝いに何でも言うことを聞いてやると言います。 すると一弥は「僕を“一弥”と呼んでください」え?なんで?? って思ったら今まで一度も名前で呼んだことがなかったんですねwww そうだったのかww でも「名前で呼んで」なんてお願するあたり、完全にwww 「役者名で呼ばれないのは役者として認められていない気がするから」なんて 言ってますが、いやいやいやwwwところがこんな簡単なことがいざ、呼ぼうとすると滅茶苦茶恥ずかしくて口に 出来ない恭之助www しかも名前を呼ぶのが恥ずかしいから呼ばないなんて恥ずかしくて言えなくてw もう、何やってんのこの二人wwww 早く結婚しろwwww「もっと大事なときに呼んでやるよ。その時まで待ってろ」お互い恋してるとしか思えないwwww いいよwww この路線でこのままいってくださいww 次巻はやる気をみせる一弥なのに身体がはやる気持ちについてこないとか。 う・・・ まだまだ一弥の苦悩は続きそうですね。 とりあえず、恭之助と両思いになれたから頑張って欲しいwww

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