薔薇色のつぶやき

2015/04/05(日)00:38

マンガ大賞2015 受賞作品の感想です♪

青年誌コミックス感想(263)

毎年、「このマンガがすごい」のランキングをもとに私が読んだ感想を書いて たのですが、今年は「マンガ大賞」にノミネートされた作品の方が面白かった のでそちらの感想を。でも、とりあえずは「このマンガがすごい2015」で私が推す作品だけ紹介を。 オトコ編10位以内からは「魔法使いの嫁」「僕だけがいない街」10位以内で未読作品はエンターブレインの3作品。 1位の「聲の形」は娘がずっと前からおススメしてましたわ。 私は途中で読まなくなってしまったのですが、最後まで読むといいらしいです。オンナ編10位以内からは 「月刊少女野崎くん」「高台家の人々」がおススメ。 特に「高台家の人々」はものすごくおススメ!!8位と9位は未読ですが、それ以外は既読だけど特におススメはなし。 「かくかくしかじか」は後ほど。 で「マンガ大賞2015」ですが、順位は以下の通り。大賞 かくかくしかじか 2位 子供はわかってあげない 3位 聲の形 4位 僕だけがいない街 5位 BLUE GIANT 6位 ボールルームへようこそ 7位 イノサン 8位 僕のヒーローアカデミア 9位 王様達のヴァイキング 10位 累 11位 月刊少女野崎くん 12位 魔法使いの嫁 13位 宝石の国 14位 ドミトリーともきんすこの中で未読は14位の作品のみ。 第一次選考に残った作品の中でのおススメは『コウノドリ』鈴ノ木ユウ でしょうか。 他にも面白い作品はありますが、多くの人に読んで欲しいって思える作品は これかなと。 出産は幸せなことだけどそれだけではないという現実を知るのにとても参考に なると思いますvでは受賞作品の感想を。 「かくかくしかじか」 「海月姫」がアニメ化した東村アキコさんの作品ですけどこれはマンガとしては 正直それほど面白いとは思わないのですよね。 でも、内容が・・・凄い! 自身の体験に基づくものなのですが、これは読んで損はない作品かと。「子供はわかってあげない」 私には特に・・・「聲の形」 途中の苛めの描写でリタイヤしてしまいましたが、今の若い人は読んだ方が いいと娘が言ってました。「僕だけがいない街」 ミステリー仕立てで読み応えがあります。 旦那が気に入ってます。 「BLUE GIANT」 ジャズのてっぺんを目指す主人公にグイグイと引き込まれていきます。 おススメ。「ボールルームへようこそ」 勢いがあっておススメです。こちらに感想書いてます。「イノサン」 イノサン(1) 著者:坂本眞一 価格:555円(税込、送料込) 楽天ブックスで詳細を見る イノサン公式ファンサイト→こちら。 この作品はもう圧巻の一言!! 作画が素晴らしいことも特筆ですがストーリー展開にも圧倒されます。 これは読んでみないとわかりません。 読み始めたら最後、引き込まれてズブズブですw この作品の感想を書きたいために、本日私、マンガ大賞の感想を書いたと いってもいいくらいw フランス革命に生きた「処刑人」一族の数奇な運命を描いたこの作品は ぜひ腰を落ち着かせて読んでいただきたいです。 その昔「ベルサイユのばら」で革命当時のフランスにハマった方にはぜひぜひ おススメなのですが、かなりハードです。 エロはなぜかオブラートなのに狂気なほどにグロテスクです。 心臓の弱い人、グロ苦手な人は避けた方がいいですが描かれている本質は 正に「イノサン」です。 池田理代子先生のご推薦文に「デッサン力、独特の美意識に驚嘆しました」 とありますが、最初はなぜ、これほどまでグロな作品をいくら同じフランス革命 の作品を描いたからといって推薦されるのだろうと訝しく感じたのですが、途中 から納得!! 当時のフランスの世相、空気感の再現は素晴らしいものがあります。 そして死刑執行人という主人公の心理描写の深さには感嘆とともに惹き込まれず にはいられません。 これは本当に心してかからないと魂持ってかれそうな作品だと思います。 かなり読む人を選ぶ作品だとは思いますが、私は痺れました! 「僕のヒーローアカデミア」 勢いのある王道作品。毎週WJの感想かいてます。 「王様達のヴァイキング」 天才ゆえにハッカーとしてしか生きる道がなかった主人公が人と関わり生き方が 変わっていくお話で非常に興味深いです。 旦那&子供二人とも気に入ってます。「累ーかさねー」 累(1) 著者:松浦だるま 価格:616円(税込、送料込) 楽天ブックスで詳細を見る かなり衝撃的な話です。 醜さや美しさといったものに対する情念の描かれようには圧迫感すら覚えますし 人の顔を乗っ取るという設定ゆえの臨場感にはドキドキハラハラです。 破滅へ進むのか救いがあるのかこの先の展開が気になります。 娘のイチオシです! 「月刊少女野崎くん」 大好きな作品。近々新刊の感想をUP予定。 「魔法使いの嫁」 人外との恋愛好きな私としてはよくある話というかよく読む話って感じではあった のですが、とにかく二人の関係性と距離感がとてもいい! やはりキャラが魅力的だと読んでいて気持ちいいものです。 「宝石の国」 キャラの顔がなかなか覚えられない私にはわかりにくい話なのですが、 市川春子さんのデビューからのファンの娘はすご~~~く気に入ってる ようです。 独特の世界観や個性的な作画がたまらないらしいです。 今回の「マンガ大賞」受賞作品はおススメしたい作品が多かったです。 ぜひ、ピンとくる作品がございましたらお手にとってみてくださいませ。

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