2015/08/13(木)17:55
別冊少年マガジン9月号「進撃の巨人」72話感想
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エレンの父・グリシャが「壁の外からきた人間」である可能性が高いことを
確認する調査兵団幹部たち。
「アニたちと同じように最初から巨人の力を持っていた」ってことで、これは
遺伝ではなさそうだから、巨人化には外的要素が必須ってことですよね。あの注射以外にも方法はあるのかしらん。グリシャが他の者たちと違った点は壁の中の人類に協力的だったこと。
グリシャならレイス家に受け継がれる思想の正体も知っていたのかもと
ハンジは考えます。
ってことは多分そうなんだろうね。で、ずっと王政に悟られないようにしてたんだけどウォール・マリアが突破
された瞬間、我慢ができず、王政の本体であるレイス家に行って大暴れ
したってことのようで・・・。ハンジはおそらくこの壁に入ってからグリシャは独力で王政を探っていた
のだろうと考えます。
その彼が調査兵団に入りたいといった息子に見せたかった地下室。
「そこにすべてがある」と言い残した地下室には何があるのか?エルヴィンはグリシャが言いたくても言えなかったこと、つまり初代レイス王
が我々の記憶から消してしまった「世界の記憶」だと思いたいと・・・。エルヴィンは全ての準備が整ったから二日後にウォール・マリア奪還作戦
を決行すると宣言。ぞろぞろと幹部らが部屋から出ていったところでリヴァイが後手でドアを
締めます。。ああ・・・エロい閉め方ww リヴァイはエルヴィンに奪還後のことを質問します。まずは防衛策の確立と驚異の排除が必要だと答えるエルヴィン。壁の外にはどうしても我々を巨人に食わせたいと思ってるヤツがいるらしい
と。それが何なのかは地下室に答えがあるだろうから地下室に行った後で考え
ようとそれ以上の細かいことは濁します。するとリヴァイは「そこまでお前が生きているかわからないから聞いている」と
さらに言葉を続け・・・。
今のエルヴィンの身体では巨人の餌になるだけだから現場の指示はハンジ
に任せて、エルヴィンにはここに残るよういいます。
「それが人類にとって一番いい選択のハズだ」
が、エルヴィンは自分が現場にいって指示をださなければ成功率が下がる
と自分が指揮することの必要性を主張。「オイオイオイオイ 待て待て
これ以上俺に建て前を使うならお前の両脚の骨を折る」リヴァイはエルヴィンの本音を訊き出したかったんですね。
エルヴィンもそこまで言われてやっと本音を口にします。
「この世の真実が明らかになる瞬間には私が立ち会わなければならない」これがエルヴィンの夢であり、調査兵団に入った本当の目的なんでしょうね。
この世の真実を明らかにすること。
それは自分の脚よりも人類の勝利よりもエルヴィンにとっては大事なこと。 つまりはエルヴィンは真実が明らかになった先のことには興味はなく、人類の
未来も自分の未来でさえも見てないってことですよね。
でも、リヴァイは「人類の勝利より?」って確認していることから彼にとっては
それが戦う理由ってことですよね。
これでエルヴィンとは目指すところが違うことがはっきりしてしまったようで・・・
リヴァイの表情が曇ってます。リヴァイはエルヴィンの本音を引き出すためわざと脚を折るなんて乱暴なことを
言ったのでしょうが、本当はエルヴィンが人類の勝利のためを思って動くのを
願ったんじゃないでしょうかね。エルヴィンの答えを聞いてしまったことで、この先、リヴァイは「人類の勝利」の
ためにエルヴィンを切り捨てる選択をしなくてはならない場面が出てくるかも
しれませんね。。リヴァイはあまりにも多くの部下を失ってきてますからその者たちへの弔いの
意味でも、今更別の目的のために戦うことができるとも思えず・・・エルヴィンの夢に付き合えないってことで別れが来そうな気も・・・それをお互い察したから二人は暗い表情だったのかなと・・・
「お前の判断を信じよう」と部屋を出ていくリヴァイでしたが、「今は」って言葉が
付きそう。。これまで共に戦ってきた二人が離れるとしたら辛いわ・・・
なんかもうヤバいフラグしかない気が・・・
それにエルヴィンは真実を知った時、もしかしたら壁外の者たちへ理解を示す
かもしれませんね。
隠された歴史の方に分があるとエルヴィンが感じたとしたら・・・
壁の中の人類の存続を願うほど彼らに対する情があるとは思えず・・・
一方、リヴァイは例え壁外の者が正しかったとしても壁の中の者を守る選択を
しそう。
虐げられた者を救いたいって想いがリヴァイにはあると思うから。。
人に対し情が薄そうに思えたリヴァイでしたが実は誰よりも情が厚いような。。
あれこれ考えると、どうしてもこの先エルヴィンとリヴァイが2人仲良く壁の中に
戻る日は訪れないような気が・・・(><)どうなんだろ。。ウォール・マリア奪還の前祝いってことで調査兵団に肉が振る舞われますが、
民間人にはくれぐれも悟られぬよう騒ぎ過ぎるなって言われてるのに誰も聞いて
ないというか・・・(^^;みんな激しく肉の奪い合いww
サシャに至っては肉を眼の前にして錯乱wwww
肉だか、ジャンの腕だかもわからなくなってwwww
もう、サシャが笑えるwwww
お腹を殴られてるのに「早くサシャを落として」って冷静なミカサも怖いwww
って固定砲整備から3カ月しか経ってないの?
なんか時間の経過がおかしい気がするけど・・・
コニ―とエレンだけが時間の感覚、狂ってたりしない??突如、死に急ぎ野郎を切っ掛けにジャンとエレンが殴り合い。
お互い本音を言い合って・・・懐かしいですね。
ミカサも止めなくていいと思うとw誰も止めてくれなくて焦り始める二人がwww
もう肉がでてきちまうって心配するじゃんでしたが・・・リヴァイにより一瞬で大人しくさせられましたw
ジャン・・・出ちゃったね。ま、おかげで元気が戻ったエレンでした。
ジャンはそのために仕掛けたのかな。酒場の前に座り込むミカサ、エレン、アルミン。
ウォール・マリアを取り戻して、敵を全部倒したらまたあの時に戻れるのかと
問うミカサ。3人とも回想と同じ服装ですね。全部は戻らないけど戻すんだというエレン。
アルミンはそれだけじゃなく、昔夢見たように海を見に行こうといいます。でも、もうエレンにはそれを夢見ることができなくなっているのか、記憶が
なくなってしまっているのか・・・
エレンにとってはもうウォール・マリアを奪還した先の自分の将来なんて
考えられなくなってる感じです。
身体も相当ガタがきてるようですし・・・それを感じ取ってアルミンはわざと明るく振る舞ってるのかな。。
エレンに未来をみるようにと。そんな3人のやり取りをこっそり聞いてるリヴァイ。
3人の話をどういう思いで聞いてたんだろ。。日没直前。
指令部への挨拶を済ませ、作戦遂行のために壁に登っていく幹部たち。
っと、壁の下に民間人が集まってきて・・・
フレーゲルが知らせたようですね。
口ぐちに調査兵団にエールを送ってきます。中にはリヴァイが以前見かけた親子の姿も。
元気になってるようで。
そっと微笑むリヴァイ。やっぱりリヴァイはこの人たちのために戦うんだろうなぁ。みんなの歓迎ぶりにジャンやサシャは大興奮ww
エルヴィンも「私が知る限り調査兵団がこれだけ歓迎されるのは初めてだ」と。
感極まったのか、エルヴィンがエールに応えてます。おお~~~なんか凄いぞ。これにはリヴァイもハンジもびっくり!?
エルヴィンはテンションMAXのままウォール・マリア最終奪還作戦の開始を
指示します!進めええええええええええうおぉおおお!!
なんかこっちもMAXだわさと思ったら、リヴァイが振返っててなんだか不吉な
予感がしないでもなく・・・。そして同じ日没を眺めてるライナーとベルトルト。。だよね!?
なんかイケメンになってるんですけど・・・
新キャラじゃないよね???壁の上にテント張ってます。
二人だけで見張りをしてるってことですかね。もしや、ここで調査兵団を食い止める係??
うわぁ・・・また先が気になります。