薔薇色のつぶやき

2017/12/17(日)21:12

「雪花の虎」東村アキコ 1巻感想です!

青年誌コミックス感想(263)

東村センセが何やら歴史ものを描かれてるってのはどこかで読んでいた のですが、う~~ん、謙信が女だったって俗説はどうなんだろう・・・あれこれ聞くところではあるけれど、眉つばものだよなぁ~~~ 本当にそうだったらすご~~~~~く面白いんだけどね。なんて思ってちょっと手を出してみたら・・・「もう絶対に謙信は女性だよ!!」と思わずはいられなくなりましたwww さすが東村センセwwww 雪花の虎 1 著者:東村アキコ 価格:749円(税込、送料込) 楽天ブックスで詳細を見る東村アキコが描く、女・上杉謙信一代記! 戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。 毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は、女だったーーー 時は享禄二年、1529年。 越後の春日山城城主・長尾為景の第3子が誕生する。 不甲斐ない嫡男・晴景に代わる後継ぎとして期待された赤子は、 しかし女児だった。 失望する為景だったが、すぐに決意を新たにする。 「この子を、姫武将として育てる」「名を虎千代とする」とーー 強い父、やさしい母、穏やかな兄、健気な姉に囲まれ、小さな山城で お転婆に育つ虎千代。 その双肩に背負う運命の重さを、未だ知るよしもなく……。 東村アキコが挑む本格大河ロマン、 越後の虎、女・上杉謙信の一代記がいま、始まる!!ってことですが、冒頭から東村センセのテイスト入り捲りwww 歴史好きには堪らない話だし、苦手な方にはちゃんと配慮があってwww東村センセは実際に上越市へ取材に行かれたようですが、あまり歴史の表に 出てきていない謙信の本物と思われる肖像画の件で確信?に至ったとか。他にも、ごぜ唄で「男も及ばぬ」と歌われてることとか、死因は婦人病だった らしいとか謙信女性説を思わせるものは確かにありますよね。生涯不犯もその一つですが、まぁでも異性じゃなくて同性と楽しくやってたかも ですけどねwww あの時代ですからwwwむしろそこは推奨wwww( 〃▽〃)後は毎月10日前後に腹痛を起こしていたとかもありますよね。 う~~ん、 でもこれもそんなに生理痛がひどい人なら周期も狂ってもよさ気? 毎月きちんと同じ周期でくるんならそれはそれですごいと思ってしまったり。。どうなんでしょうね。ともあれ、信じる信じないに関係なく、一つの物語として愉しんだらいいんじゃない でしょうかね。 と~~~~~っても面白いですから。謙信が生まれる前の話から始まって、林泉寺に預けられることになった7歳まで の話が1巻の内容です。謙信は名将と呼ばれ優れた采配を振る戦国最強の武将でしたが、その素養を 育てたのがこのお寺での厳しい修行だったとか。名僧・天室光育とその弟子・益翁宗謙によって禅を教え込まれたようですね。ラストでお転婆で男勝りの虎千代が「誰よりも強い男になる」というのに対し宗謙が 「男に出来ないことを女がやればいい」と言うところはぐっときましたね。女子のままで強くなればいい。 賢くなればいい。 そしていつかこの越後をお護りくだされ。 あなたにしかできないやり方で。読ませてくれますよね!! 時代モノではありますが、堅苦しくなくて一気に読めます。そうそう、謙信のライバル、甲斐の武田信玄も出てきますが、これまた有名な 肖像画の無骨系じゃなくて身体が弱かったって方を採用されてますvイケメンってよりは痩せてるけど強かってな感じの武将? そして、なんと信玄さんの夜の営みを一瞬ですが見せてくれてますwハハハまさかそう来るとはww次巻も非常に楽しみです。

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