2016/09/09(金)14:54
「明治メランコリア」8巻感想です
ひなと愛染はいらんことしかせーへんと思ってましたけど
この二人、実は一生懸命に鈴たちの仲を取り持とうと思って
るんじゃないかと思ってみたりww
いや、実際いらんことしーなんですが、おかげで春時はようやく
鈴に自分の気持ちを伝えることができたし。
あんな状況でもなければ春時は自分の気持ちを飲み込んだまま
だったかもしれませんからね。
とはいえ、春時の想いが成就するとは思えないのが辛い。。 ( p_q)
これまでの感想はこちら。
明治メランコリア(8) [ リカチ ]
価格:463円(税込、送料無料) (2016/9/8時点)
愛染は鈴に懐柔されていく秋山を使い者にならないと始末する
ことに。
ひなの方も春時が邪魔だからとこれまた拉致。
ところが、河内のところの双子の妹が大活躍。
っていっても主に手瑠璃の方ですが。
この手瑠璃が春時とくっついたりするのかしらん。
そうなると佐之次に手茉莉かな??
私としては春時には佐之次で満足なんですけどね。
今は手瑠璃は春時の恋を応援してるようですが、時々春時にとって
自分が特別であるといいと感じてるようなとこも。
なかなか利発だし行動力のあるところも鈴に似てるし、春時が
本当に手瑠璃のことを好きになって幸せになれるのであれば私も
その恋応援しましょう。
ってまだ春時は鈴に一途ですけどね。
それにやっと鈴を窮地から助け出して、鈴に告白したところ。
愛染の手から逃れたものの森で彷徨いボロボロになった鈴を
見つけ出したのは春時。
鈴も春時が現れたことが嬉しかったようで。
ここは押しとけ!とばかりに春時がやっと行動にでました!!
ついに自分の気持ちを鈴に!!
はぁ~ 津軽が先にキスして一歩リードしてたところでしたが
これで春時も同じラインに立ちましたねv
ただ、この後の鈴の反応が気になるところですが。
津軽もほぼ同時に鈴を見つけていたようで、春時が鈴にキスする
のを目撃。
これまで散々鈴を焦らしてきたくせに、鈴が離れてしまった
ことでようやく自分の気持ちに気づきつつあるというか、鈴が
今すぐ自分のことを思い出してくれたらいいのにと思ってる津軽。
こんなことならもっと早くにちゃんと自分の気持ちと向き合えば
良かっただろう???っと言ってやりたい。
鈴の気持ちに胡座かいてるからこんなことになるんだよ。
鈴が行方不明ってことで愛染とひなが絡んでると踏んだ津軽は
ひなの下へ。
ひなは「今頃鈴は愛染に手篭めにされてるかも」と・・・
鈴には自分の代わりに愛染の子を産んでもらうつもりのようですが
それも全部津軽に自分を忘れさせないため、つまりは例え怒りを
伴う感情でもいいから自分を覚えていて欲しいという愛情の裏返し
であるようで。
が、津軽はそんなひなをばっさり。
これまではひなのことを曖昧にしてきた津軽でしたが今度こそ、
鈴に危険が迫ってるってことで本気でひなと対峙しましたね。
最初からそういう毅然とした態度で接していればこんなことには
ならなかったのにね。
あれもこれも全部津軽に原因がある気がする( ̄  ̄;)
きれいさっぱり君のことなんか忘れてやると冷淡に言い放つ津軽。
憎しみや怒りよりもひなにとっては自分の記憶が津軽から消える
ことが辛いようで、初めて本気で津軽に突き放されひなは折れた
ようです。
ひなも本当は津軽が好きだったのならこんな回りくどいことを
しなければ良かったのに。
津軽もひなの気持ちを少なからず感じていたからこれまでも
冷たくはできなかったんでしょうね。
温情をかけたのも多分そういうことだと思うし。
だけど、鈴に手を出してきたことは許しがたいことで。
愛染の場所を聞き出し、津軽は春時とともに鈴を捜しに出たよう
ですが、先に鈴を見つけたのは春時。
鈴も春時のことを気にしていたし、これで二人は???
巻末の展開は春時ではなく津軽が見つけるってパターンもあった
ようですね。
最終的には春時に軍配が上がったようですが。
これでもうしばらく津軽は辛い日々が続くようです。
ま、津軽が見つけたとしても鈴がすぐに津軽を受け入れるって
ことにはならないでしょうし、きっかけにはなるだろうけど。
それに春時にも少しくらいHappyな時間があってもいいですよね。
次巻では津軽が身を引きそうな気配??
鈴が春時を選ぶのなら・・・ってことになりそうな。
とはいっても鈴はやっぱり最後には津軽を選ぶんだろうな・・・
記憶が戻る前にまた津軽のことが気になってしまうのではと。
うう・・・春時・・・
子供の時から鈴だけを見てきたのにね(><)
記憶がなくても津軽を選ぶ鈴に春時は諦めることになるのかな・・・
決して津軽のことも嫌いとかじゃないんですよ。
タイプとしては好きなんだけど、でもどうしても春時が不憫に思えて
切ないのですわ。( p_q)