薔薇色のつぶやき

2018/01/08(月)21:55

黒執事 Gファンタジー6月号「その執事、見証」感想

黒執事(502)

うわ・・・ 今月の扉絵。 先生が呟いてはったとおり本編のページ数は少ないですがカラー絵に涙。 アグニ・・・ 主を残して逝ってしまったけど「守り抜くことが出来て満足です」って ことでしょうか。 菩薩のお顔だよ・・・ なんて穏やかな表情・・・ でもやっぱりずっとソーマのそばに居て欲しかった (。>д<)。・゜゜ 残されたソーマを思うと辛くて辛くて・・・ どうかこのアグニは多くの方にカラーでご覧になって欲しいです。 単行本では味わえませんよ、これ。 ぜひぜひGFをお手に!!! それだけでなくて美麗絵ポスターまで付いてますからね、今月号! 先月号の感想はこちら。 月刊 G Fantasy (ファンタジー) 2017年 06月号 [雑誌]     屋敷の屋根にはグレルが。 どうやら「またすぐ会うことになる」って言ってたのはこのことだった ようで。 アグニの本名は長かった。 アグニのシネマティックレコードを審査し魂を回収し終えたようですが まだセバスらには会ってませんのでこれからなんですかね。 それともまだ死者が!? それにしても作中わずか1年あまりなのになんてたくさんの出来事が。 今回のソーマの坊ちゃんに対する行動から、やはり犯人は坊ちゃんと同じ 顔ということがより濃厚に。 瞳に坊ちゃんの姿がはっきり描かれてるコマからの殴りかかりですから。 だから「僕に関わるな」と言ったんだ・・・って坊ちゃん。 ソーマやアグニにこんな目に遭って欲しくなかったから、自分に関われば 危険な目に遭う確率が高いとわかっていたから遠ざけたかったんでしょうが きっと坊ちゃんはアグニやソーマの存在に癒やされていたのも事実で。 だから本気で強くは突き放せなかったんではないかと・・・ ホンの少しの安らぎを受け取ることすら望めないとは。 坊ちゃん自責の念に苛まれて苦しいだろうな (ノД`) でもすぐに奮い立って状況を把握しようとするとこ凄い。 ブラバッドたちの報復か強盗か・・・ が、ただの人間が束になったところでアグニの命が奪えるとは思えないと セバス。 ですよね。 想定外のことが起きてますよ(><) 屋敷の中を確認してみても荒らされてはおらず。 ただ一つ坊ちゃんの部屋を除いては。 壁一面に文字が大きく切り刻まれで・・・ これは明らかに坊ちゃんに対するメッセージ。 と言うか、かなりの恨みをもった宣戦布告とみていいでしょうね。 Who stole the candy from my tummy. セバさんは「お腹のキャンディ盗ったのだあれ?」って言ってますが・・・ これで坊ちゃんは犯人が誰であるのか察したようです。 注目すべき点は a candy ではなく the candy であること、そして stomach ではなく  tummy であること。 どこかのキャンディではなく、犯人と坊ちゃんにはどのキャンディなのかが わかることを意味し、子供の言葉である tummy を使っていることから 相手が子供(もしくは共通認識が生まれたとき子供であった)と考えられ ます。 だからセバスは「だあれ?」って幼児言葉にしたんですね。 もしかすると candy も Candy なのかもしれません。 大文字で特別の意味を表現してるのかもですし。 うわ・・・もうシエルしかないわ。 でもって、このキャンディは指輪のことでしょうね。 豪華客船編で坊ちゃんが悪魔を召喚した後、手にしていた当主の指輪。 あれはどういう経緯でそこにあったのかはわかりませんがシエルのお腹の 中にあったと思われます。 シエルのお腹が割かれてましたし。 ってことはシエルが指輪を取り返しに来たってことですよね。 坊ちゃんは信じられない思いですが、ソーマの手から写真の一部が落ちた ことで確信へと。 これはアグニが暖炉で見つけたものをソーマに手渡したとみられ。 あの時、ギュッてしてたのはこれだったのか。 アグニは坊ちゃんと同じ顔の別人がいることをソーマに伝えたかったので しょうけどソーマには伝わったのか? あんなに小さくてはわからないでしょうね。 それに気が動転してるし。 でも、坊ちゃんはそれが自分が暖炉に捨てた写真の一部であることに気づき アグニが“もう一人の存在”を知ってソーマに伝えようと手渡したのだろう ってことは察したのでは。 そして坊ちゃんがセバさんに確認。 「お前・・・僕に嘘はついてないな?」 セバさんは坊ちゃんの様子からただならぬ状況だということは感じ取ってる でしょうね。 「残念ながら 私は嘘はつきません」 愕然とする坊ちゃん。 う・・・・ このやりとりはどういうことなのか。 私は契約時の「渡り賃はしかといただきましたから」の確認だろうと 思うのですよ。 お前、あの時、ちゃんといただいたって言ったよな?って。 つまりはシエルの魂は悪魔が喰った=シエルの死の確認ではないかと。 で、セバさんの方も 残念ながら嘘は言ってないってことなのでちゃんと 喰ったってことではないかと。 そうするとシエルには魂がないわけで。 それなのに動き回っているとすると考えられるのはビザール・ドール。 シエルは葬儀屋の手によって蘇らされたのではと坊ちゃんは推測した んではないでしょうかね。 それで戦慄していると。 それくらいしか考えられないですもん。 以前、葬儀屋さんは魂は作れないけど偽のシネマティックレコードを 繋ぎ合わせれば生きていたときと同じように動き、さらに未来予想図 となる素材が量質とも揃えば精巧に生前のように振る舞えると言って ましたよね。 シエルは未来への願望が多くていろんなことを夢みてたとするとそれらが 豊富だったのかも。 それだけではなく、もしかしてその素材がシエルだけのものではなくて ヴィンセントのモノも繋がれていたとしたら・・・ ヴィンセントはファントムハイヴ伯爵は自分だけだと思っているから もし偽物が現れたとすれば当然、指輪を取り返そうとするでしょうね。 でも、お腹の中から取り出されたのを知ってるのはどういうことになるん でしょ。 これは例えシエルだとしても自分が死んでしまってからのことはわからない ですよね。 あのメッセージはシエルが残したものではなく他者によって作られたもの かもしれませんね。 それにシエルが生きていたとして、普通なら肉親が生きていたことに喜ぶ ところだと思うのですが、坊ちゃんは逆のようですよね。 ここに何か大きな秘密がありそうで。 それにしても葬儀屋さんが蘇らせたかったのはクローディアではなかったん でしょうかね。 葬儀屋さんの目的も未だに謎。 はぁ・・・もう坊ちゃん崖っぷちですよね。 かなり物語の核心に迫ってるようですが、それは同時に物語の終焉にも 迫ってるってことかもで・・・ 嗚呼・・・ こんなにこんなに辛いのにセバさんの困り顔が美しすぎて辛い (*/-\*) 来月号も正座待機でお待ちしておりますわ。

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