薔薇色のつぶやき

2018/03/19(月)00:11

黒執事 Gファンタジー4月号「その執事、推敲」感想

黒執事(502)

生執事ロスと本編のドゥルドゥル加減でなんとも重苦しい日々が続いて おりましたが、今月号の表紙が明るい Gファンタジーが創刊25周年ということでお祝いってことのようです。 いやいや確かにやな先生が呟かれていた通り本編との落差が(^^; 今月号は悪魔の色んな表情が拝めますのでぜひご確認を!! 電子版で即ご覧になれますよ! デジタル版月刊Gファンタジー 2018年4月号【電子書籍】[ スクウェア・エニックス ] 紙はこちら 月刊 G Fantasy (ファンタジー) 2018年 04月号 [雑誌] こういう主従の姿をまた本編でも拝める日がくるのでしょうか・・・ 扉絵は黒いテーブルを挟んで座る悪魔と坊ちゃん。 交渉は完全に悪魔有利に進んでるかの表情が見て取れます。 が、坊ちゃんも引かない意志の強さを感じます。 で、その交渉のテーブルの頭上になんと・・・ 血の滴るシエルの身体が吊られているという・・・ なんともシュールな構図。 はぁ・・・ 頑張れぼっちゃん・・・ 今回の台詞はこれまで生執事で何度も聞いてきて覚えてしまってる ものがたくさん出てきました。 やっぱりあの台詞の数々はやな先生から出されたものだったんで しょうか。 僕らをこんな目にあわせた奴らに復讐する力が!! 悪魔!お前と契約する!! 誰にも負けない力が欲しい!! 光を捨て奈落への道を選らぶと・・・良いでしょう。 ではお互いの身体に契約書を 目立つ場所に刻むほど大きな力を 執行できる さあどこに 小さな身体で何と強欲な 絶望的な世界を映すその大きな瞳に! 悪魔の手が坊っちゃんの右目を覆うと手の甲に契約印が浮かび その契約印は坊っちゃんの右目にも・・・ バチバチバチって凄い音出てますね・・・ これかなり痛そう(><) 坊っちゃんからの最初の命令は「こいつらを殺せ!!」 笑いながら人間を千切り砕き切り裂いていく悪魔。 これがあの舞い散る赤と舞い踊る黒の本物バージョンか。 坊っちゃんも正気を保てないようで・・・ううう・・・ (ノД`) 以前、セバさんは自分の悪魔の姿を醜悪だと表現してましたが・・・ どうでしょう?? 坊ちゃんの手を取る手は明らかに人間のそれのようですし、あざ笑う 表情も人間のよう・・・ 決して醜悪とは思えず、どちらかというとイケメン?のような。 口元しかわかりませんけどね。 悪魔に名前を聞かれて坊ちゃんは「シエル・ファントムハイヴ」だと 答えます。 “伯爵家を継ぐ者“だと。 当然、悪魔はそれが本当の名前ではないことをわかっているようで それでもそれを受け入れ、自分も伯爵にお仕えするのに相応しい姿に ならなくてはと今のセバスチャンの姿に。 ドゥルドゥルが固形になりました。 何なりとご命令を 小さなマイ・ロード ああ・・・これも懐かしい生執事の台詞。 坊ちゃんに腰を折る姿は古川さんのセバスチャンを見てるかのよう。 表情はまだ悪魔ですね。 今のセバスとは違う。 圧倒される坊ちゃんに別の姿の方がいいですかといろんな姿になって みせる悪魔。 ははははは・・・面白いけどそれでは執事にならないww 具体的に契約内容を詰めようという悪魔。 あらら なんと強かな。 「ね?」って坊ちゃんを覗き込む顔はこれまで見たこともないような 不気味な笑顔ですわ・・・ これはもう絶対本誌で確認して欲しいです。 今回はまだ執事になる前の悪魔の顔をたっぷり堪能できます。 しかも小ずるさを隠そうともしない。 悪魔セバスは表情豊かです。 スンと済まして見せたり、小馬鹿にしたような笑顔を見せたり。 うわ・・・こんな顔もするんだと驚きの連続。 まさにゲスチャンとしか言えない顔も。 必見!!!! 悪魔は3つまで願いを叶えるといい、坊ちゃんはどうすれば有利に契約 できるか必死に考えます。 悪魔をコントロールするための契約その1 「契約者に嘘をつかないこと」 契約内容が決まる度に契約印に刻まれていくようですね。 自分たちが受けた屈辱への復讐として、関わった者たちを殺すことを 考える坊ちゃんですが、悪魔が勝手に自分の知らないところでそれを 果たしたのでは「なぜ自分たちがこんな目にあわされたのか」理由が わからないから自分が直接手を下すという坊ちゃん。 自分の目で復讐すべき相手を見極めて殺す。 悪魔にはそのための駒になれと。 「返事は?」ときかれ「かしこまりました」と椅子にふんぞり返って 答える悪魔。 これもどこぞでみた風景のようww 悪魔の行動を掌握する契約その2 ​「契約者の命令に絶対服従であること」 ​ が、悪魔は命令とそうでないものの判別ができないよう。 人間のような機敏さは悪魔には期待できないようなので「命令だ」と 言った時だけ絶対服従するというシンプル形式に。 なるほど。 だから坊ちゃんは“その時”は眼帯を外し「命令だ」とはっきり宣言する のですね。 悪魔のオツムがちょっと弱かったものだからわかりやすくしてたとは 思いもしませんでしたわ。 その付帯条件はわかりやすくて良いとニコニコの悪魔がまぁ可愛い。 「最後の願いだ」という坊ちゃんの言葉に耳を傾ける悪魔が・・・ 超絶別嬪!! 3つめの願いは二重契約の禁止を入れましたね。 これで悪魔は坊ちゃんとの契約が終了するまで他の誰とも契約を することができなくなりました。 もしかしたら・・・っと誰かと既に契約してたりするのでは?と 思ったりしたのですが、それはないことが今回判明。 そして今後もそれはないこともはっきりしました。 それにこの悪魔は美学を持っていて、それに反することはしないと きっぱり。 うわぁ・・・筋を通すようでいて、実は単に自分に酔ってるだけ っぽさがなんとも悪魔の素顔を見たようで新鮮。 契約その3 ​「​契約者が復讐を遂げるまで裏切らずに守り抜くこと」 ​​ 守り抜くのは物理的攻撃からだけで病とかは含まれないようです。 これで悪魔は坊ちゃんの忠実な僕になりました。 期限は坊ちゃんが復讐を遂げるその日まで。 そして、その報酬として・・・ 契約が完了した暁に魂をもらうと。 なんてエロい宣言の仕方。 ちゅってしちゃうのかと思いましたよ!!!(///∇///) いやいやいやいや御本家でこのような二人が拝めようとは。 なんて官能的な顔を見せるんだこの悪魔は!! チラ見せの牙がいやらしさを奏でております。 坊ちゃんの睫が可愛い!! え!?って坊ちゃん驚いてますけど、これだけの契約を悪魔としたの だからそれなりの報酬を支払わなくてはならないことはわかってた はずですよね。 どうして驚いているんでしょ??? もっと凄いものを要求されると思ったのか、それともシエルの魂だけ じゃなくてまだ魂を欲しがるのかと驚いたのか?? しっかし靴の裏まで見せてふんぞり返るセバスが見られるとはw 横柄な態度も新鮮。 というか既に生執事で見ちゃいましたけどねw 本当に先にやられてしまったんですね。 おどろおどろしいドゥルドゥル悪魔が個体になり、いろんな表情を見せ 人間と契約する様は非常に興味深かったです。 坊ちゃんも悪魔などというものが目の前に現れて動揺してたと思うん ですが、案外すんなりと受け入れ冷静に対処してましたよね。 凄い精神力ですわ。 シエルを亡くした以上のショックはもうないってことでしょうか。 折角手にした力だから有効に使わなくてはってことで頭をフル回転させた ようですが、それにしても賢いですわ。 感心しきり。 凡庸な人間だったら自分に有利なように契約出来ず、行き当たりばったり に願いを言って破滅しそうなのに。 はぁ・・・ますます今後の展開が気になります。 そうそう、坊ちゃんが咳が出てないって言ってましたね。 ここ引っかかりますよね。 あんな劣悪な環境下にいたら、喘息の症状が酷くなると思われるのに 確かにそんな描写はありませんでした。 これは意図的にそうであったと先生が描かれてるわけで・・・ これって意味があるってことですよね。 なんで坊ちゃんは病弱であったのにあんな環境下で生き残ることが出来 たんでしょうね・・・ 弱って死んでしまった子供もいたというのに。 ああ・・・なんか、これも気になるところです。

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