2018/06/07(木)23:08
「あさひなぐ」26巻感想
やす子が二ツ坂の監督に戻って来ましたね。
そうこなくちゃw
で、寿慶さんの稽古は古いといきなり各個人に課題を与えてます。
これまでの感想はこちら。
あさひなぐ 26 (ビッグ コミックス) [ こざき 亜衣 ]
夏合宿終了&IHへのカウントダウン開始!
インターハイ本選目前・夏合宿。
尼僧・寿慶に「インターハイは諦めなさい」と告げられた手負いの
エース・真春のもとに、辞任していた二ツ坂薙刀部監督・やす子が
帰還ーー!
長期を見据える大人たちの想いと、「今」にかける少女たちの熱…
正道などない中で、彼女たちが選んだ“道”とはーー!?
そして合宿は終わりを迎え、遂に、
インターハイ本選へのカウントダウンが始まる。
ハンデを抱えたエース・真春、競技者として最後の大会に挑む えり
将来を見据えながら走り続ける文乃、部長業との兼任に励む さくら
勝つことへ執念を燃やす将子、新たな課題に挑みながら確実に変化
していく旭、一年生同士の絆を深め自立しつつある薙。
それぞれの課題を抱えながらーーいざ、一度きりの夏へ!
旭も寿慶に禁止された体さばきを再開。
ストレッチを人の3倍することで脚へのダメージを防ぎ、さらに
自分の身体にたたき込んで覚えさせることでオリジナルとして完成
させろとやす子。
真春にはIH出場を応援すると真春の意志を優先させますが、団体戦を
諦めさせて個人戦のみに。
確かにIHに出たい気持ちには応えるけど、最小限の負担に留めるには
これしかないかも。
さらにこれまでの構えとは逆に右中段の構えを提案。
これだと踏み込み脚が逆になるから痛めてる方への負担が減るって
ことのようですね。
それに使う人が少ないから使い熟せば武器になるし防具にもなるって
ことらしいです。
なるほど。
この合宿でみんなまたまた成長してるようです。
薙も母親離れが来てるようで。
これまでは母からの関心を得ることが自分の中心にあったのに今では
仲間や自分のことばかり考えているよう。
母からの干渉もこれまでだったら嬉しかったのに今では鬱陶しく感じ
ることようになってきて反抗期到来w
やす子に審判へのアピール力が足りないと言われ、母親に訊くのが一番
なのに訊けず・・・
が、ここはより自分が上達するために頑張りましたね。
素直に教えて!と訊くことができたようです。
で、その流れで他校にあって二ツ坂にないものは何だ?と言っている
のでてっきり母にもっとアドバイスをもらったのかと思ったらなんと
「部旗」だったとはw
お金が絡むことは難しいですよね。
OGからのカンパとか、部員から徴収とかくらいしか手がないですもん。
部長であるさくらとしては親に頼めばすぐに解決するとわかっていても
それはなんか違うと感じてて。
そうですよね。
これは一人の親が出して解決ってことではないと思いますわ。
ただ、寄付を募るってのはありかなと思いますけどね。
さくらもこれまではどんな習い事をしてもそこそこ出来てしまうし
で、一生懸命に打ち込むってことをしてきてなかったし、薙刀も
必死になるほどではなかったのが、部長になって部のことを考える
ようになって変わっていったようです。
薙刀に打ち込む姿勢も変わってきたようで・・・
凄いなみんな。
文乃は留学を考えてたんですね。
これにもびっくりで。
入学時は日本の武道を何かしてると海外で注目されるかも~~って
程度だったのが今ではどっぷり浸かってて。
寿慶や郁林ですら合宿を受け入れ薙刀に直向きな若い世代と関わる
ことで己を未熟さを感じさらに精進しなくてはと思ったようで。
ホント、この作品はお互いに刺激を与え合うことで成長していく
物語なんだなと思いますわ。
で、旭は・・・
なんと夏之に告白することに!?
そんなつもりは全くなかったようですが、なんかそういうことに
なってしまったようで。
はぁ・・・青春だよ。
眩しい・・・