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カテゴリ:少年誌コミックス感想
猫猫の小指の爪がガタガタだし健康状態が悪いのかな~~でも小指だけだな
なんて思っていたら予想外に重かった・・・ 前巻までの感想はこちら。 【内容情報】(出版社より) 猫猫、軍師・羅漢と直接対峙…!! 懐妊した玉葉(ギョクヨウ)妃を守るべく再び後宮へと戻った猫猫に、 壬氏から新たな命令── それは、「不可能の代名詞とされる“青い薔薇”を園遊会までに咲かせよ」 という内容だった。 無理難題をけしかけたのは、彼女をつけ回す軍師・羅漢(ラカン)── それを知った猫猫は、目に物見せんと闘志を燃やす…!! そして、猫猫と羅漢がついに直接対峙することになり!? 超絶ヒットノベルのコミカライズ第七弾! 猫猫の出生と家族の秘密が明かされる必読巻!! コミカライズが2種類出てますが、どちらも甲乙付けがたいです。 結構、こちら好きです。 小説読んでるような感じがするので。 で、猫猫の爪の変形は赤子の時、母親に指先を切られたからだった・・・ ひぃいいいいいい~~~~そんな呪いが・・・ 猫猫の様子から羅漢はどんな悪党かと思っていたんですが、意外というか、 全然悪い奴じゃありませんでしたよね。 変な奴ではありますが。 顔の見分けが出来ないというのは羅漢が自分以外の人間を小馬鹿にしてるから とかではなく、そういう症状を持った人ってことですよね。 ありますもんね。 なので羅漢が悪いわけではなく気の毒。 でも出世には確かに響きますわな。 猫猫の母親との関係も一方的に羅漢の嫌がらせかなんかだと思っていたのに 全然そうではなく、むしろ相思相愛だったとは・・・ ごめん、羅漢って感じです。 しかも猫猫の母親・鳳仙は身請けの話が出たから自分の価値を下げるために 子供を望んだようで。 もちろんたった一度で叶うものではありませんから賭みたいな? 自分の価値を下げてまで一緒になりたかったんでしょうね。 羅漢も値が下がれば自分にもチャンスがあるってことだったとは思いますが そう簡単に一度きりのことで上手くいくとは限りませんから羅漢もまさかと 思ってたんでしょう。 タイミングが悪かったんですね。 ただあまりにも羅漢が鳳仙のことを放っておいたのは彼が悪かったですよ。 何とか連絡を取る方法を探すべきだったのではないかと。 そうすれば彼女が身ごもっていたことも知ることができたでしょうに。 後悔しても遅かった。 その後は鳳仙を探してますし、猫猫のことも引き取りたくて出世を目指した ようですし、悪い奴ではないですよ。 猫猫にしたらいくら愛情があったとはいえ、自分を産んだために鳳仙は下級の 妓女となり病気になったわけで、その原因は羅漢にあるのだからそう簡単には 気を許すことはできないですよね。 それでも羅漢の自分に向ける愛情は否定してませんし、猫猫は達観してますね。 花街のことや後宮での人間関係についてもそうですが大人ですわ。 猫猫を育てた養父が羅漢の叔父さんだったのには驚きました。 そんな繋がりがあるとは・・・ 猫猫は羅漢が勝負に負けたら自分の母親を選ぶと思ってたんでしょうかね。 確信はなかったにせよ、そうであったらお互い救われるのかな・・・くらいには 思ってたんじゃないかと。 この辺りは原作には描写があるんでしょうかね。 梅梅は鳳仙がいる場所を知らせれば羅漢が彼女を選ぶだろうと思ってたんですね。 鳳仙抜きで自分が選ばれたとしても、それでは納得できないって気持ちもあったの かもですが。 鳳仙の顔は既に鼻がない状態でしたが、元々顔がよくわからない羅漢にとっては そんなことは何の問題にもならなかったでしょう。 彼女じゃなければ誰も要らないという羅漢に痺れましたよ。 ホント、ごめん、羅漢。 誤解してた。 一途な男だったじゃないですか。 高級妓女の相場の十倍出しても構わないと思うほど羅漢は今でも鳳仙のことを 想っていたんですね。 猫猫は淡々としてましたけど、よかったと思ってますよね??? 梅梅はもしかしたら惚れてたのかもしれないですね。 羅漢がどんな男かを知っていたから・・・ でも彼女にとって鳳仙の存在は大きく、自分より優先されるべき人であったん ですね。 泣き崩れる梅梅に私も涙。 もう色々な想いが入り交じってやられましたわ。 猫猫にはもう少し羅漢に優しくしてあげて~~~とお願いしたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年04月12日 22時47分33秒
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