2014/01/07(火)02:21
第二言語としての日本語習得
昨日はしばらくぶりに、ママ友でランチ会でした。
一人は年中さんのときに、ママ友で開いた「ホームスクール」の先生、今はすっかり友達です。
彼女は今も、当時いた子を含めて数人に「日本語」を教えています。
教師として教える側の気持ち、そして私たちママの気持ちとお互いに情報交換ができるので、とても有意義です。
日本語を第二言語として習得する子が多いここで、日本語学習の進め方についての現実と理想はいつもみんな考えさせられているんだなーという感想を持ちました。
補習校の多大な宿題、多くの子は土曜日に通っているので、次の日の日曜日が「宿題の日」となってることが多いみたいです。
平日が現地校の宿題や習い事に追われるので、日本語の宿題は日曜日にどれだけ終わらせるかにかかっているんですよね。
だけど、教える方としては「5分でも毎日」。。。というのが理想。
これは楽器なんかもそうですよね。
みーーーーーんな分かってるんですよね、だけど日々をこなすために、まとめて。。。ということもしょうがないですよね。
私もママとしては、毎日やらなきゃいけないことが全部出来たか出来ないかで、ハッピーに終わる日とそうでない日に分かれます(笑
そんなこんなですが、日本人とはいえ、日本語が第二言語の場合、語学の才能というものにも左右されます。
兄弟でもスラスラ出来る子とそうでない子がいることもあるし。
あとは、親の力と環境。
親がどこまでの日本語を求めるかということと、子どもの日本語力は比例すると感じます。
環境は、やはりお父さんが日本人のご家庭よりも、ママが日本人であるご家庭の方が、家庭内での日本語の量が多いので、少し優位かなと思います。
今は小学校低学年なので、ほとんどの子が日本語を習っているし、話せるんですが、6年生あたりになると、どうなっているのかなーと思います。
6年生まで話せていても、そこからまだ大人までの人生が長いから。。。
これからまだ、10年以上キープさせると思うともう笑っちゃいますね(笑
凛は小さい頃から日本語大好きで、英語を話す人を嫌ってました(笑)
でも、そうですよね、通じないんですから。。。
主人は日本語が基本的に話せません、なので3才のころはどんどん、二人の会話がなくなる。。。という悲しいことになってしまった時期でした。それで、4才で現地のサマーキャンプへポーンと入れました。
大変だったようです。
「英語人ばっかり!!」と毎日不満そうだったし、行きたくないと言う日も多かったな。
今でも、日本語が英語に影響されて、文法が英語式になるということはなく、どちらかと言うと英語が日本式の文章になることが多いんです。
もちろん、日本語を話すことは強要しないと難しいですよ。学校の話やダディーとの話はすべて英語で起こったことなので、それを日本語にして私に話すというのは、とてももどかしく伝えにくいことだと思います。
英語で話たときは、それを日本語にして「こういいなさい」「はい、言ってみて」と言い直しをさせることもあります。
時間と気持ちが許せばですが。。。
自分で日本語を凛に教えて来て(本格的には2年)分かったことは、言語というのは「話す、読む、書く+経験」の全部が同時に上がってこないとキープは難しいということです。
お友達の子どもたちを含めて、将来が楽しみ。
ウチはウチでこれからも、細く長く日本語を勉強していこうと思います。