すごいイベント「zapf展」なのだの巻
久しぶりの更新ですなあ。実はこんなことにも関わっていました。今月行われるドイツ人カリグラファー・ツァップご夫妻のカリグラフィー展。二度と見られません。必見もの。 〈展覧会名〉Zapf展 「ヘルマン・ツァップ&グドルン・ツァップ カリグラフィーの世界」〈会 期〉 2011年3月22日(火)~4月3日(日) 休廊日 / 3月28日(月) 開場時間 /11:00~19:00 最終日17:00まで (チケットの販売は終了30分前まで) 3月26日(土)は六本木アートナイトにより21時までオープン〈会 場〉 ギャラリー ル・ベイン http://www.le-bain.com/gallery/index.html 東京都港区西麻布3-16-28 le bain 1F 東京メトロ六本木駅より徒歩10分 〈入場料〉 1,000円〈作品数〉 50数点を予定(直筆作品、複製品、フォント制作資料、金属活字など)〈主 催〉 ジャパン・レターアーツ・フォーラム http://j-laf.org/ 小林 章(ドイツ・ライノタイプ社タイプ・ディレクター) * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *もっと詳しく知りたい人は続きを・・■ みどころ* ツァップ夫妻の原点、カリグラフィーに焦点を当てた展覧会* 文字芸術の魅力を堪能できるカリグラファー&デザイナー必見の展示内容* ヘルマン・ツァップの貴重な直筆作品3点日本初公開* グドルン・ツァップ作、珠玉の手書き本、直筆作品多数展示* ツァップ氏がデザインした金属活字の特別展示(嘉瑞工房所蔵)* ライノタイプ社所蔵フォントデザイン関係資料特別公開* 若きツァップ氏伝説のカリグラフィー指導映像『The Art of Hermann Zapf』DVD特別上映* シルクスクリーン、直筆作品を含むカリグラフィー作品50数点を展示予定■ 展覧会の特徴海外のファッション雑誌や高級ブランドの広告を目にする人、あるいは欧米の書籍に親しんでいる人の多くは、Optima、Palatinoなどツァップ夫妻のデザインしたフォントも同時に見ているといってほぼ間違いないでしょう。その美しさゆえに高級化粧品や有名ブランドが使いたがり、その読みやすさゆえに多くの書籍の本文に採用されるツァップ夫妻のフォントのデザインの原点は、彼らが若い頃から情熱を注ぎ続けているカリグラフィーにあります。ツァップ夫妻による直筆も含めたカリグラフィー作品、金属活字やデジタルフォントの制作途中のメモを併せて展示することで、彼らの70年以上にわたる創作活動の一面を紹介します。展示物には日本人カリグラファーとフォントデザイナーによる日本語での細かな解説がつきます。美術全般に興味のある人はもちろん、カリグラフィーに興味のある人、欧文フォントデザインの神髄に触れたい人が見ても興味深い、また資料的価値も高い展示です。■ 関連プログラムDVD『The Art of Hermann Zapf』(1967年 Hallmark社制作 嘉瑞工房所蔵)特別上映日時 3月27日(日)&4月3日(日)1日2回 13:00 15:00(上映時間約18分)場所 展示会場内内容 伝説のカリグラフィー指導映像。若きヘルマン・ツァップが教授する手書き文字の極意。 カリグラファー&デザイナー必見の動画。■ アーティスト プロフィールヘルマン・ツァップ(Hermann Zapf)1918年ドイツ生まれ。カリグラファー、フォントデザイナー。独学でカリグラフィーを始め、1930年代から活字鋳造会社で活字のデザインを担当。代表的なフォントは Optima、Palatino、Melior、Zapfinoなど。カリグラフィーを取り入れた書籍のカバーデザインなども多い。フォントデザインへの貢献と多くの著作などが評価され、2010年ドイツ連邦共和国功労勲章を受賞。グドルン・ツァップ・フォン・ヘッセ(Gudrun Zapf-von Hesse)1918年ドイツ生まれ。ヘルマン・ツァップ氏の妻。カリグラファー、フォントデザイナー、製本家。 代表的なフォントは Diotima, Alcuin, Nofretなど。1991年フレデリック・ガウディ賞を受賞。 ■ 協力・協賛〈特別協力〉高岡昌生(有限会社 嘉瑞工房 http://www.kazuipress.com/ ) [金属活字展示、The Art of Hermann Zapf DVD特別上映]有限会社 嘉瑞工房 代表取締役。英国王立芸術協会フェロー。 ドイツ・ライノタイプ社極東顧問(コーポレートタイプ担当)。〈協 賛〉ライノタイプ社 (Linotype GmbH http://www.linotype.com/%C2%A0 )ドイツ、フランクフルト市近郊のバート・ホンブルク(Bad Homburg)市にあるデジタルフォント制作販売会社。1886年に発明されたライノタイプ自動鋳造植字機以来培ってきた技術を基に高品質のフォントをつくっている。金属活字時代から定評のある書体 Optima, Palatino, Diotimaなどを所有するステンペル社など多くの歴史的な活字会社と合併してきた歴史を持ち、同社のデジタルフォント数は現在10,000以上にのぼる。〈協 力〉・ エス・ディ・ジー株式会社 ・ ライノタイプ/モノタイプ日本総代理店 http://www.linotype.co.jp/■ 主催者〈小林 章〉欧米で開かれた欧文フォントのコンペティションで2度大賞を受賞したのをきっかけに、2001年春よりライノタイプ社のタイプ・ディレクターとしてドイツに在住。主な職務は、フォントの制作指揮と品質検査、新しいフォントの企画立案など。ツァップ夫妻の過去のフォントの改刻も行っている。2005年に、著作『欧文書体:その背景と使い方』、2008年に『欧文書体2:定番書体と演出法』、2011年に『フォントのふしぎ』が美術出版社より出版された。海外と日本で欧文フォントについての講演やフォントデザインのワークショップを開いている。〈ジャパン・レターアーツ・フォーラム〉カリグラフィーを軸に、日本におけるレターアーツ(文字芸術)の芸術性向上とレターアーツを介した海外との文化交流を目指し、その支援と交流を推し進めている非営利団体。2008年2月に設立。 http://j-laf.org/【本件に関するお問い合わせ先】ジャパン・レターアーツ・フォーラム E-mail:info@j-laf.org