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September 30, 2012
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カテゴリ:親子関係

なぜ『父と母を敬う』べきなのだろうか(3)-問題のある親でも

 

前回、「なぜ『父と母を敬う』べきなのだろうか(2)-敬うべき理由と益」をアップしました。今回、なぜたとえ問題のある親でもなぜ父と母を敬うべきなのかということについて、アップしたいと思います。

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問題の親-敬う価値があるか

 

ある若者は、問題の親であるゆえに親を敬うのが難しいと感じます。ジーナという名の少女はこのように書いています。「父は大酒飲みでした。父と母は口論し,どなり合うことが多かったので,私は眠ることができず,ベッドに横になって泣くばかりでした。そのことで自分の気持ちを両親に話せば,恐らく母は私をぶったでしょうから,話すこともできませんでした。聖書には『なんじの父を敬え』とありますが,私にはできません」。

 

短気な、あるいは不道徳な親、泥酔する親、いがみ合う親、離婚してしまった親-こういう親でも本当に尊敬する価値があるのでしょうか。あるのです。箴言は、「父をあざ笑い、母への従順をさげすむ目-それは奔流の谷の渡りがらすがつつき出し、鷲の子らが食い尽くす。」と述べています。(箴言 30:17)それで基本的に、どんな親であるにせよ親をあざ笑い、不従順な子供を聖書は非難しています。

 

聖書は、「あなたを誕生させた父に聴き従い(なさい)」と述べています。(箴言23:22)先回述べたように、箴言は親が「あなたを誕生させた」ことを思い起こさせています。そのことだけでも親を敬う理由になります。子供は親から命を受けたのですから、親には恩義があります。

 

motherandbaby.jpg

Mother and Child   by enduringessence.com

問題のある親であっても子供を愛し世話をしました

 

例えば、一時期,親にひどく不敬な態度をとっていたグレゴリーは,今ではこう言っています。「母が私を下ろさなかったこと,赤ん坊の時にごみ箱の中に投げ込まなかったことを,エホバ神に感謝しています。母は片親の立場にあり、しかも私たち6人の子供がいました。母がどんなに苦労したかよく分かります」。

 

問題のある親であっても、子供が、無力な幼児だった時に養い,できるだけのことをして、食べる物や着る物や住む場所を備えるために犠牲を払う場合がほとんどです。多くの発展途上国ではそれだけでも容易なことではありません。また、先進国でもそれは簡単なことではありません。子供がどれほど正式な教育を受けたとしても,そのためのお金を出したのは親であることを忘れないようにする必要があります。教育費のためにも、親は大きな犠牲を払う場合が多いのです。

 

例えば、ドディーには,無神経な母親とアルコール依存症の義父がいました。ドディーはこのように述べています。「母が私たちに一度も愛を示してくれなかったのは、恐らく、虐待されて育って、愛し方を教わらなかったからだと思います。義父は、しらふの時には私たちの活動に関心を向けましたが,それも時たまにすぎませんでした。」

 

それでもドディーは親のしてくれたことを感謝するように努めていました。なぜでしょうか。ドディーはさらに述べています。「それでも私たち姉妹は住むところに困ることはなく、冷蔵庫にはいつも食べる物がありました」。それで、多くの場合、問題を抱えている親も、自分の抱える問題と闘いながら、子供のために大きな犠牲を払っているのです。

 

日本には、「子を持って知る親の恩」ということわざがあります。子供として育てられている間には、親の払ってくれる犠牲を正しく評価できないことがあります。しかし、ある研究調査では,一人の子供を18歳まで育て上げるのに要する費用を6万6,400ドル[約863万円]とみています。

 

それで、クリスチャンの親であっても、未信者の親であっても、愛を言葉で示してくれない親、理不尽な親や怠慢な親であっても、何かしら子供のために犠牲を払っているものです。親が示してくれている積極的な良い点に注意を集中することができるのではないでしょうか。

 

また、親の手本が最善のものでないからといって,父親または母親の言うことが何もかも間違っているわけではないので、そのことも覚えておく必要があります。イエスの時代に,宗教指導者たちは腐敗していました。それでもイエスは人々に,「彼らがあなた方に告げることはみな行ない、また守りなさい。しかし,その行ないに倣ってはなりません」と言われました。(マタイ 23:1‐3,25,26)この原則は一部の親にも当てはまるのではないでしょうか。

 

ある親は、その行いは、悪いものであっても、子供に対する言葉は的を得ており、正しいことを言うかもしれません。尊敬できない振る舞いをする親の言葉に従って益を得られることもあります。それで、親の手本が悪いからといって、親のいうことすべてを否定するのは、おそらく賢明なことではないでしょう。

 

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次回は、「なぜ『父と母を敬う』べきなのだろうか(4)-腹立たしい気持ちに対処する」の記事をアップしたいと思います。「なぜ『父と母を敬う』べきなのだろうか」の記事は、「(1)-敬うとは(2)-敬うべき理由と益(3)-問題のある親でも(4)-腹立たしい気持ちに対処する」があります。この記事は、「若い人が尋ねる質問 実際に役立つ答え」の1章「なぜ『父と母を敬う』べきなのだろうか」の中の事例を参考にして作成されています。

[関連する記事]

なぜ『父と母を敬う』べきなのだろうか(4)-腹立たしい気持ちに対処する

なぜ『父と母を敬う』べきなのだろうか(1)-敬うとは

歴代第二29章・親の影響-バアル崇拝者の子ヒゼキヤ

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ダニエル2章・ネブカドネザルの夢の像







Last updated  September 30, 2012 10:48:37 AM
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