より少ない時間で、より質のよい意思決定をするための方法について、
悩める若者の気づきと成長の物語を通して語られている。
その方法とは、
意思決定をする際には自分に対して、
イエスかノーかを決める
以下の 2 種類の問いかけをすること。
2 種類の問いかけとは、以下のとおり。
1. 実際的な問い
2. 内面的な問い
それぞれを深堀すると、
実際的な問いとは、以下の 3 つの問いかけをすること。
・本当に必要なことに応えているか?
→ 望みか、不可欠かを考える。
・選択肢がわかっているか?
→ 選択肢があるということに気付く
→ 調べる、人に聞く
・考え抜いているか?
→ この選択をしたら、次はどうなる?次はどうなる?と問いかけを繰り返す。
→ 次に起こることを予想し、最良の結論につなげる
内面的な問いとは、以下の 3 つの問いかけをすること。
・誠実か?
→ 意志決定は自分でも忘れてしまうくらい昔に決めた自分の信念によってしまう。
→ 自尊心を捨て、真実と向き合う(自分の信念を正しく疑う)。
・直感に照らして不安はないか?
→ 真実を知った上で、意志決定をするさいに感じたフィーリングを見返す。
・自分の価値を信じているか?
→ 人は、意思決定をする際に、自分の価値を信じていないような選択をしていることがある。
→ 自分の選択が自分の価値を信じた結果に行われたものかどうかを見直す。
より、意思決定の質を上げるためには、上記の問いかけを、
2 度、 3 度と繰り返してみることがよい。
私が本著を読んで気に留めた言葉としては、以下のものがあります。
「問いかけは目覚まし時計のようなもの」
これは、クリティカルシンキング。
正しく疑うことの重要性を気づかせてくれるいい言葉だと思います。
雨の日でも傘を広げると一面に青い空MoMA (モマ)折りたたみ式 スカイアンブレラ
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