117055 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

京都移り住み日記

京都移り住み日記

PR

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Jonen

Jonen

お気に入りブログ

ワクワク×ドキドキ研… ぶんぶん55さん
FUCCI In Silico FUCCI In Silicoさん
MR(医薬情報担当者… つくしんぼ1764さん
かみぽこぽこ。 かみぽこちゃんさん
生命のリズム・・う… 生命のリズムさん

コメント新着

みんな集まって♪@ みんな集まって♪ みんな集まって♪みんな集まって♪みんな集…
すぐに遊べるゲーム@ すぐに遊べるゲーム すぐに遊べるゲームすぐに遊べるゲームす…
あなたにピッタリ@ あなたにピッタリ あなたにピッタリあなたにピッタリあなた…
イカセてほしい@ イカセてほしい イカセてほしいイカセてほしいイカセてほ…
大胆過激な@ 大胆過激な 大胆過激な大胆過激な大胆過激な大胆過激…

竜安寺2

村上春樹の「使い道のない風景」に移り住むと言う言葉がでてきます。旅行でも居住でもない中間的な滞在のあり方です。京都でのそれを中心としつつ、ビジネスや本などについて語る予定です。
2025.01.06
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

「​世界の秩序が変わるとき​」齋藤ジン著
現在、世界で起きていることがどういう潮流のなかでの話かわかる本。
現在は「新自由主義的な世界観に支えられてきた現在のシステムに対するコンフィデンス(信任)が失われた」世界であり、当然、パラダイムチェンジが起きているというもの。
いろいろ言いたいことはあるが、スパッとわかる気がする。

民主主義 vs 権威主義(独裁)という流れで見ていて、なんでそのようなことが起きているのか、果たして、多くの人が民主主義に飽きて、権威主義をより好むようになったのか、でも、どうもそのようには理解できないと思っていた。他方、新自由主義に対する信任の喪失ということではよく理解できる。

新自由主義では、「市場を通じて世界中から自由に参加するシステムを目指すので、より平等で民主的な世界を目指す価値観」でもあった。ただ、実際に起こったことは富の寡占化であり、それに耐えられなくなった人々による反システム運動。それは、新自由主義の勝利者に対して逆流が起こっており、一方では、うまく新自由主義を享受した中国であり、他方は、すべての人の平等を求めた結果、能力主義となってしまった意識高い系に対する反感なのであろう(そこまで著者は言っていないが)。

著者が重点を置いているのは、新自由主義のパラダイムシフトの中で日本はふたたび、よいポジションにつくことができるチャンスが巡ってきているというもの。ただ、現在の政治状況でそのチャンスをつかみ取りに行けるのか、すごく不安でもある。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.01.06 23:02:44
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X