タロットコーチのゆったり庵(大阪梅田・神戸・京都・奈良)

2008/09/19(金)09:32

見えないからって無くなるわけじゃない

つれづれにっき(203)

今回は2つの事柄から共通に感じたことを。 ※本当はそれぞれについて日記を書いてもいいくらいなんですけどね。 東野圭吾さんの「さまよう刃」を読みました。 少年法に守られた未成年の犯罪者と 被害者の親たちのお話です。 完全でない人が人を裁くことの難しさを考えさせられます。 土地が変われば時代が変われば法律が変わる 法律のあり方ってのも難しいとこですよねぇ・・・。 光市母子殺害事件の本村さんの顔が浮かびました。 立場によって当然意見が違うと思いますが、 その問題を提起する作品だと思います。 ※僕個人の意見としては  少年法はもう今の時代にはそぐわなくなってる気がします。  あと、更正というのなら刑務所や少年院のあり方って  今のままではいけないんじゃないかなぁと思います。  再犯の確率が高いのもそのせいではないかと。  東野圭吾さんはどうしてこんなに色んな人の心情を 体験してきたかのように描写できるんだろう? (手紙では犯罪者の家族が受ける社会的制裁と  本当の償いとはというあたりが書かれてます。) あと、白か黒かで割り切れない世の中の問題への問題提起もうまいです。 (天空の蜂では原発について書かれてました。  この問題はまだ棚上げのままです。) これと最近巷で騒がれている汚染米問題 今まで色々食品偽装問題があったんで、 またか・・・というのが正直な気持ちです。 毒物を取らないっていっても知らない間に食べてることが多そうです。 自分のエネルギーを高めておいて 免疫力を強めておくのが現実的かもです。 儲かるから これが食品偽装の共通の理由です。 お金との正しい付き合い方を見失うと コミュニティが崩壊していきます。 今それらを見直すいいきっかけなのかもですね。 最近では農水省のあり方も問われています。 こちらも安全より利益を重視した結果です。 2つを見ていて感じたことは 「見えないものは、無くなるって思ってるんじゃなかろうか・・・?」 ってとこです。 欲望に基づいて目の前の欲求を満たしたら どんなことが起こるだろうかって発想がないのかなぁと。 お金とか肉欲とか分かりやすいものしか見えなくなってるってことは センサーが鈍ってきてるのかなぁと。 いや・・・もしかしたら見えてるけど見たくないのか・・・ ※なので、コーチングのクライアントさんによくある  「他人の目が気になって自分のしたいことができない」  というのは、単にバランスの問題で非常に人間的だなぁと。 あと、見ないようにしてたらその内問題が無くなると思ってるのかなぁと。 確かに時間が解決してくれる問題もありますが、 大概の場合は時間が経つほど問題がひどくなっていきます。 少年と政治家 僕らも含めて 結局根底の問題は同じなんですねぇ・・・ 小さな幸せをたくさん感じることができるシンプルライフ ゆったり自然体 これをこれからも大切にしていきたいと思います☆

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