まず、話は『 開化丼(かいかどん)』から始めよう。
私はまだ食べたことがない。
今は閉店した大衆食堂の【聚楽台】@上野の店先で、『西郷丼』

、『開化丼』のメニューを目にしたのが意識した最初かも。
「文明開化」にちなんだ丼だから、牛肉を使った丼かな?くらいの認識。
牛丼との違いも特に意識していなかった。
ところが、あるとき、今日伺うことにした【美可和家】さんの
ホームページのお品書きを見て、『開花丼』だけでなく、『開花そば』があることに気づいた。
『開化丼』をメニューに持つおそば屋さんは、いくつか見かけたが、『開化そば』は(気づいたのは)初めてだ。
それに「開
化」ではなく、「開
花」の字を使っている。
調べてみると、『開化丼』と記する店も『開花丼』と記する店も、どちらも多いようだ。
goo辞書によると、
【開化】
(1)新しい知識・文化を知って、世の中が開け、かわること。
(2)新知識などを身につけていること。特に明治初期、西洋風であること。
【開花】
(1)草木の花が咲くこと。
(2)物事が盛んになること。
となっており、文明開化で牛肉を食べるようになったのが契機であろうから、どちらかといえば、「開化」かな?
「開花」のネーミングは文明開化の「開化」から転じたのだろう。
『開化丼』に関しては、ネットの辞書(小学館)によると、
かいか‐どんぶり〔カイクワ‐〕【開化×丼】
「 どんぶり飯に、
牛肉とタマネギの卵とじをのせたもの。
明治初期に入ってきたタマネギと、一般に禁忌だった牛肉を新しく使ったところからいう。」
となっている。
ところが、まだまだ複雑。
『
他人丼』についてのWikipediaの解説:
” 主に関西地方では牛肉を使用したのを『他人丼』と呼ぶ。
その他の地域の場合、大抵は豚肉を使用したのを指す。
関東地方の場合、牛肉を使用したのを『開化丼』と呼ぶ。
これは牛肉は牛鍋に示されるように文明開化の象徴であり、
「他人」とは粗末な呼び方だという考えがあったからである。
ただし、店によっては『開化丼』と称しても豚肉を使用したのが出されることもある。
これは、開化丼は他人丼の別名と解釈されているからと推測される。 ”
なお、『開化(花)丼』発祥は横浜との説があるが、元祖を謳う店などはないみたい。
前触れが長くなったが、そんな『開花そば』を確かめたくて伺った。

【美可和家】 西新井本町2-7-4
ホームページ
お品書きは、単品のそば・うどんが多数ある他、定食類17種、セットもの7種など、ほんと多い。
でも、注文はもちろん、目当ての『開花そば』\800。
できたて、熱々で湯気が立っている。
こちらの『開花そば』の肉は、豚肉だ。
ネギはタマネギだったかな? あまり思い出せないが、写真だと長ネギのような感じ。
食べてみて...
う~ん、味は全然悪くはないんだけど、そばよりもご飯のほうがあっている気がする。
と思いつつも食べ進んでいき、そばが少なくなって、具とつゆばかりになると、結構いける。
なかなかいい取り合わせ。
『スープカレー』があるのだから、もしかしたら、ベースをご飯の『開化丼』にして、単なる「つゆだく」ではなくて、そばつゆでアレンジした『
スープ開化丼』なんかはどうだろうか?
同じように、『
スープカツ丼』、『
スープ親子丼』とか。
調べてみると、事例はほとんどないが、
福寿美@駒ヶ根でスープカツ丼を出しているらしい。
そばつゆベースの『スープカツ丼』ではないようだが、『冷やしカツ丼』なんかもあるようだ。
・
PAKUPAKU大食堂@遊園地浜名湖バルバル
・
長寿庵@南桜井
ちょっと異なるが、
『とんかつ茶づけ』を売りにしている店なんかもあるから、おそば屋さんが扱う丼ものでも、まだまだ、創意工夫の余地があるんじゃないかしら?
ごちそうさまでした~♪
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美河和家さんにはカレーそば・うどんが3種ある。
・カレー南ばん 750円
・力・カレー南 950円
・月見カレー 700円
『カレー南ばん』は、他の店の普通の『カレー南ばん』と大差ないだろう。
『力・カレー南』は、どもって「か、かれーなん」と呼ぶのでなく、「ちから・かれーなん」で、
餅が入ってるんだろうね。
『月見カレー』は、たぶん、玉子入りの『カレー南ばん』なんだろうけど、
あれ、あれっ?
『
カレー南ばん』より50円安くなっている。 不思議だなぁ。
【訪問履歴】
1回目:
2008年11月30日 『おかめそば』