街の普通のおそば屋さんでは普通のお品書きの『おかめそば』。
でも、路麺店でやっているのはここだけかな!?
【たまそば】 中央区日本橋箱崎5-15
紹介ブログ1、
紹介ブログ2
昨年の11月オープン。
路麺愛好家のケッタライダーさんから路麺では珍しい『おかめそば』を扱っていることを教わったがホントだ
カフェっぽい店内。路麺系だが座って食べられる。20席くらい。尾根遺産店員ふたりとお兄さんひとりはカフェ店員っぽい制服。
「こだわり」あり。【小幡製麺所】と試作を繰り返した特注麺だそうだ。つゆとかき揚げにもひと工夫。
まだ1号しか出ていないが「瓦版」も出している。
ファストフードの「美味しく、安く、速く」のほかに、「味と伝統のこだわり」として『おかめそば』や『花巻そば』も出しているんだと。
その『おかめそば』\450。
全然「おかめ」の顔を連想させない具材の配置。味はまあ普通に美味しい。
以前、『おかめそば』について調べたことを再掲しておこう。
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『おかめそば』は幕末の頃、江戸・下谷七軒町にあったそば店【太田庵】が考案した種ものです。
名前の由来は、具の並べ方がおかめの面を連想させるところからきています。
基本的な具の並べ方は、まず湯葉を蝶型に結んで丼の上部に置きます。
これは、娘の髪をかたどるとする説と、両眼に見立てるという説とがあります。
鼻はマツタケの薄切りか、三ツ葉を真ん中に置いてなぞらえます。
そしてかまぼこを2枚向かい合わせて並べ、下に向かって開くように置いて、おかめの頬のように下ぶくれの形にします。
いろいろな具が入っていて、見た目に楽しいメニューです。
他に、
『湯葉を蝶型に結んで両眼と、鼻は松茸又は三つ葉、顔はカマボコ2枚左右に合わせて頬に作り、口は椎茸を用いた』。おかめの主役は松茸、島田湯葉(蝶型に結んだ湯葉)であるという。
あるいは、
櫛形かまぼこ(=2枚合わせ、おかめの顔)・鳴門(=2枚で頬紅)・松茸(=鼻)・焼麩(=口)・ゆば(=島田まげ)・筍(=くし)・三つ葉の結んだもの(=かんざし)。
など、いろいろあるんだね。
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伝統にこだわるなら、もう少し絵心を身につけて欲しいな
ごちそうさまでした~
※ 中央区内の立ち食い・路麺・イートイン・ファストフード系の店への訪問履歴はこちら。
※ 2013年夏、閉店を確認