本物は旨い
店主の感性が違うね
行列ができる有名店だが、見た目は「なに?この建物。看板も暖簾もなくてなにか商売やってんの??」
【そば処港屋】 港区西新橋3-1-10
紹介記事
行列に並んで食べるくらいなら別の店で食べるというのを方針にした時期と、そば食べ歩きを始めた時期が同じ頃だったために、当然知っている有名店ながらもわざわざ避けてきて、初めての訪問となった。
前夜の飲み過ぎで15時過ぎになってようやく食欲が戻って、この時間帯なら空いていそうだから行ってみるかぁ~ってことで
私の持っている本だと
『
円龍のそば行脚』や
『
立ち食いそば図鑑 東京編 』で紹介されているが、メディア登場は多数。
漫画「社長 島耕作」にも登場し、店内には作者による「社長 島耕作」の絵とサインが飾られている。
店の前には行列はなかったが、16時前でも店内は8~9割の入りで常に注文品受け取り待ち客が2,3人はいる状態だから人気があって繁盛してるよね。
サラリーマン、若いキャリア風女性客、セレブっぽい雰囲気の夫婦などなど、立ち食いスタイルのそば屋なのに、一般の立ち食いそば屋とは異なる客層。
ご存知の方が多いとは思うが、店のスタイリッシュな雰囲気だけでなく、提供するそば自体に特徴がある。
看板メニューは『冷たい肉そば』と『温かい鶏そば』(他の品も人気?)。この時間帯は温そばは切れていた。
盛りの良さと噛みごたえのある太麺から”そば界の二郎”と呼ばれたり、後述する その独特な『つけそば』をパクって同じようなそばを出す”港屋インスパイア”なる店が雨後の筍のように出てきたり(よく潰れるんだけどw)して、従来の日本そばの概念を打ち破ったパイオニアの店なんだろうね。
いただいたのは『冷たい肉そば』\850。
丼にたっぶりの茹でたて締めたてのそばを入れ、その上に吉野家の牛丼の具を載せた感じで、さらに海苔や胡麻をたっぷりかける。あと、ねぎも。
辛めのつゆには辛さがきつくないラー油が入っていて、これがそばとマッチしていて飽きることなくむしゃむしゃ食べられる。
卵も1個ついているし、天かすフリーなので味の変化も楽しめる。
半分ほど食べたところで投入
↓写真を撮った後にマゼマゼ~
わりと濃いめのそば湯は辛汁を割るよりもチェイサーで飲む感じで、これまた良し。
何軒か、インスパイア系の店でいただいたことがあるけど、初めていただく本家の味と雰囲気はレベルが違うね
ごちそうさまでした~
【関連ブログ:港屋インスパイアの店】
■ ・・・ かわいそうだから載せない
※ 港区内の立ち食い・路麺・イートイン・ファストフード系の店への訪問履歴はこちら。
※ 2019年2月4日閉店