今回の目当ては、”
そば・うどん自販機のそば”
自販機設置のオートパーラーで書いた文章を編集:
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メダカどころじゃない! そばの世界での絶滅危惧種って言ったらコレ!
東京では絶滅したようなので関東周辺の生息地を訪れたことがある。
”自販機コーナー”自体、絶滅寸前だが、構成要素のひとつである「そば・うどん自販機」を置いていないところもあるから、実際に食べるのもなかなかしんどい。
昔は東京の大きな街道沿いやゲームセンターなどにもあって、記憶はないが、私も食べたかも知れない。
今では、東京での目撃情報はなく、東京の周辺県でも、随分と遠いところにしかないようだ。
もちろん、こういう世界にもマニアックな人たち(
USKさんや
山田屋さん等)がいて、情報収集&整理しているほか、オフ会なども開催しているようだ。
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そして、今回の訪問先は今年の3月末に惜しまれつつも閉店した秋田港の【佐原商店】
訪問時の紹介文を編集:
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昨年の3月に放送されたNHKの番組 ドキュメント72時間「秋田・真冬の自販機の前で」
毎回一つの場所にカメラをすえるドキュメント72時間。
「
突風が吹き荒れる1月の秋田港。その片隅に、古びた1台の自販機がある。お金を入れて待つこと25秒、出てくるのは熱々のそば・うどんだ。設置は40年前。元祖ファストフードとして大人気だったが、最近は老朽化で機械が故障し味は薄めに。しかし、そのぬくもりを求めて24時間客が絶えない。吹雪の中で麺をすする謎の親子。深夜に星空を見上げる運転代行業の男性。極寒の中で食べるうどんから、数々の人生が浮かび上がる。」
その舞台の店がこちら
【佐原商店】 秋田市土崎港西1-11-7
紹介ページ(懐かし自販機)、
紹介ブログ、
紹介動画
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私が訪れた昨年の6月でも、テレビの影響でここを訪れる遠方からの客も少なくなかった。
そして、今年の3月末に閉店することがわかると多くのメディアで取り上げられ、別れを惜しむファンたちで連日の行列となった。
そして、悲しいかな、現在は更地と化してしまった
なんとか残してくれないものか、とのファンからの要望に応えようと、佐原社長は近くの
道の駅 「あきた港」と交渉し、4月から引き継いでくれることになったのだ
「道の駅 あきた港」は、ポートタワー・セリオン、セリオンリスタ、セリオンプラザの3施設からなる。時間があれば、ポートタワーに上るのもいいね。
タワーがある建物には産直コーナーやお食事処があるが、自販機はこちらではない。
対面にあって屋内緑地公園になっているセリオンリスタの中だ。ポップが見えるじゃないか
ふふふ、着いたよ
6月25日のNHKの朝のニュース番組でも取り上げられていた。
こちらに移ってからも人気の観光スポットになって、たくさんの人が訪れているんだって。
1日に150杯も出るそうだ。
以前の24時間営業から10:00~17:00営業になったことや、施設内ということで常連だった人には戸惑いを隠せない人もいる。一方、ママ会などで使う新常連さんも増えているとのこと。
この日も観光客が多く訪れていた。
さあ、200円入れてボタンを押してカウントダウン
品切れでなくてよかったよ。次から次へと客が並ぶからラッキーだった。
できあがって取り出す。
私の数人後で品切れになったみたい。そして、補充に来たのはなんと佐原さんw
今月から勤めているそうだ。カメラを向ける客も多いw
近くのテーブルでいただこう♪
いやぁ、たいしたもんだよ。こんな温かい天ぷらそばが25秒で人手を介さずにできるんだから。
そばはいいとも言い難いが、そこそこで、200円でこのレベルはすばらしいよ。
もうね、歴史遺産になってきたね。
【佐原商店】の屋外で使われていたテーブルとベンチも寄贈されている。
そば・うどん自販機がこの世から消えた時には世界遺産申請だねw ごちそうさまでした~
【関連ブログ:自動販売機のそば】
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2015年06月26日:
佐原商店@秋田港【閉店】で『天ぷらそば』
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2012年11月11日: オートパーラーまんぷく@栗橋(埼玉県久喜市)で『天ぷらそば』
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2012年07月24日: オートパーラー上尾@北上尾(埼玉県上尾市)で『天ぷらそば』
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2010年03月22日: オートパーラーシオヤ@滑川(千葉県成田市)で『天ぷらそば』
「観光気分、
旅行気分、レジャー感覚、リゾート地にいるような感覚 を覚えさせるそば処」
であることから、
「リゾート系そば処」と認定している
※ 「リゾート系そば処」のまとめページはこちら。
※ 道の駅やSA/PAで食べたそばのまとめページはこちら。
※ 東北・北海道の立ち食い・路麺・イートイン・ファストフード系の店への訪問履歴はこちら。
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2020年8月11日追記:
「
名物自販機そばつゆの味、まさかの再現! キャンディー販売」
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2021年7月23日追記:
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2023年4月28日追記:
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2024年4月4日追記:
読売新聞 2024年4月3日
” レトロな「うどん・そば自販機」から「何杯も出てくる」…設置から半世紀、存続の危機 ”
「 秋田市の秋田港近くで半世紀にわたり、船員や住民らに愛されている「うどん・そば自販機」が存続の危機にある。所有していた商店の閉店後、近隣の「道の駅」に移されたが、最近は不具合が頻発。修理の担当者は「昭和の自販機は仕組みが複雑。ファンのためにも動き続けるまでは面倒を見ていきたい」と話している。(夏目拓真)」 後略