浅草を歩いていると、うそっ
なんと 『一本うどん』の幟が見えてきた
昨年、深川の【手打蕎麦 深川日吉屋総本店】さんで食べた(
訪問記)のを覚えている?
結構、インパクトのある姿だよね。
浅草通り沿いにある江戸料理・炭焼き料理の店。
【櫻田】 台東区雷門1-15-12 永谷マンション1F
ホームページ、
ぐるなび、
紹介ページ
江戸料理は、鬼平犯科帳が元となり、囲炉裏を囲み、炭を使い、当時の材料を再現し、メニューを作り上げている、とのこと。
入店したことはないが、そばを扱っていた時期もあったので、3,4年前にネットで調べたことはある。その時は『一本うどん』はなかったような気がする。
店は、浅草生まれの大正から昭和にかけて活躍した俳人・小説家・劇作家である
久保田万太郎の生誕地にある。
この『一本うどん』が池波正太郎の鬼平犯科帳にシリーズの3ヶ所で登場しているそうで、
「鬼平犯科帳 忠吾が食べた一本うどん」 と謳っている。
以前はランチ営業はやっていたり、やっていなかったりだったと思う。現在は2種類の提供だが、今日は『一本うどん』だけだね。
7月頃に登場して\1,000だったのが、8月になって値下げしたようだ。
入店すると意外にも貸切状態。ランチ営業が知れ渡っていないからか、あるいは、外から見ても営業しているように見えないからか、どうなんでしょ?
しばし待って『一本うどん』。いなり飯が付いて\800。HPでは\1,000表示のまま。
これが長~~くて楽しい
太さもちょうどいい感じかな。太過ぎると餅みたいな感じでうどんらしさが消えるんだよね。表面が「伊勢うどん」みたいにふにゃっとなっているが、中心部はコシが残って食感も楽しい。
そして、江戸料理なのに関西風の出汁が効いた美味しいつゆ。いなり飯も美味しい。
いいな、これ。
ごちそうさまでした~
一本うどん 八丁堀浪人江戸百景
名代一本うどんよろづお助け (宝島社文庫)[本/雑誌] / 倉阪鬼一郎/著
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