このブログの読者なら
「和風中華」って知ってるでしょ?
和風だし(うどんつゆ・そばつゆ)に中華麺の和風ラーメン。関西では「黄そば(きぃそば)」と呼ばれて普及しているが、関西以外でもちょこちょこっと一部の地域に点在していて、
食文化として根付いている地域もある(山形、直江津など)。
当ブログで登場したものは、(順不同)
■えきそば 大手前店@姫路(兵庫県)で 『
天ぷらえきそば』
■麺之庄つるまる饂飩 新橋店で 『
和風中華そば』
■よもだそば 銀座店で 『
ラそば』
■一由そば@日暮里で 『
中華麺 in そばつゆ w/ ちょいたぬ』
■長田本庄軒@立川で 『
駅そば(ぶっかけ冷しそば)』
■武蔵屋食堂@鳥取で 『
素ラーメン』
■とさを商店@あかおか(高知県)で 『
中日そば』
■塚田そば店@直江津(新潟県)で 『
天ぷら中華』
■水車生そば@天童(山形県)で 『
元祖 鳥中華』
■越後そば 浅草橋店で 『
鶏中華』
ってところか。
でもね、逆の
日本そば+中華スープ は食文化として根付くどころか、用語名すらない。
それでも、珍しもの好きの私は食べ歩いて
まとめている。一部抜粋
『担々麺』はそれなりに提供したことのある店も多いほうだけど、『醤油ラーメン』版だと
■
島津庵@津田沼の『ラーそば』
■
イチカバチカ@高崎問屋町の『とろチャーシュー蕎麦』
かなぁ。ともに、ブレイクすることなく閉店しちゃったけど
前振りが長くなったけど、そんな『日本そば+中華スープ(醤油ラーメン)』を出す店を訪れてみた。
【蕎麦いなり】 北区西ヶ原1-1-15
facebook、
紹介記事、
紹介ブログ1、
紹介ブログ2
駒込に2018年5月にオープンしたが、しばらくは不安定営業だった模様。【麺処きなり】の跡地で、そのレシピも伝授したそうで、それでラーメン類を扱うのか。そして驚きなのが店主が【四谷 政吉】だとのこと
ネームカードの両面に両店記載。
店頭のお品書き。今日の目当ては日本そばの『しょうゆ蕎麦』に決めているのだが、『しお蕎麦』と『冷製シソベーゼ蕎麦』も宿題候補だ。
『もり蕎麦』も侮れない
普通の「本かえし」、醤油に火を加えていない「生かえし」、みりんを多めにした「御膳かえし」、そして、今日は提供していないが江戸時代初期に食べられていた「煮抜き」でいただけるのだ。これらも試してみないとね
入店して券売機で食券を買う。ボケててゴメンねorz
L字型カウンター6席。ポットの水をセルフで。男性(店主?)ひとりのまかない。
その『しょうゆ蕎麦』\780。見た目もラーメンっぽい。
そばは【三河屋製麺】の生麺茹でたてだが、もっちり感がそばらしくもないが悪くない。
具は鴨肉・筍・海苔と鶏肉(?)と青菜はなんだったっけ。あまり覚えてないや。
スープが和風ではなくて醤油ラーメンスープとはいえるが、昔風でもないし、今風の魚介たっぷりでもない。
なんと表現したらいいんだろう。レポートにならないや。他の人のを参考にして
ごちそうさまでした~
【関連ブログ】
◆
2017年4月28日: 四谷 政吉@四ツ谷で『小海老天つけそば』
※ そばを含む異種麺混合料理の一覧ページは
こちら。
券売機・水セルフ・カウンター席という要素を考慮して、本ブログでは路麺扱いする。
※ 北区内の立ち食い・路麺・イートイン・ファストフード系の店への訪問履歴は
こちら。
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『大人の週末2019年1月号vol198』の「蕎麦締め、蕎麦初め」という特集で紹介されている。
” 2018年7月オープン。蕎麦の固定概念にとらわれず、ダシは鰹節、昆布のほか、煮干し、アサリ、玉ネギなどで煮出す。
しょうゆ蕎麦のかえしには紹興酒を用い、鶏油と鴨油を加えるというユニークさ。蕎麦はのど越し重視でつなぎの割合を増やし、蕎麦殻を加えて香りもたつように。ラーメンのようなスープと蕎麦の相性は想像以上だ。”
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2020年7月21日(火)13時半頃撮影。入店せず。