足立区全店制覇男のさらなるお蕎麦屋さんめぐり

2023/06/05(月)10:42

■長寿庵@三ノ輪橋 で 『天ぷらそば』

その他地域(荒川区)(291)

チープな値段と味わいの心地よさ 【長寿庵】 荒川区南千住1-15-6 紹介ページ、紹介ブログ 前回の紹介文を編集: ★。・。・゜☆。・。・゜★。・。・☆ こ こ か ら ・。・゜★。・。・゜☆。・。・゜★ ”都心の一等地にビルをもつ大型高級店から、小都市の街角の小ぢんまりとした蕎麦屋まで、340軒の【長寿庵】はさまざまな顔を持っている。 蕎麦のメニューも統一せず、営業形態もさまざまだ。(中略) 「それぞれが規模も違う。商売のやり方も違う。だが共通の合言葉は、あなたのそばの長寿庵。 地域に密着した街のそば屋…が、われわれのモットーです」 ” と、にっぽん蕎麦紀行『長寿庵の300年の歴史』(平成11年11月:現在はリンク切れ)にはあるけれど、看板に『立喰』の文字が書かれている【長寿庵】はここくらい。 ちなみに、もう少し新しい史料としては、『蕎麦春秋vol.14(平成22年9月号)』の第1回目の「暖簾めぐり」という記事に【長寿庵】が取り上げられ、当時 関東を中心に223店あって4つに分派する「長寿庵のれん会」の第14代理事長に【銀座 長寿庵】会長が就いていることが書かれている。 もうひとつ、不思議なことがある。 『東京生活(no.40):なじみになりたい蕎麦の名店・新店』(平成20年9月) の中の 「江戸・東京今昔蕎麦物語」 という記事で、『蕎麦春秋』編集長が【長寿庵】のことに触れているのだが、【茅場町長寿庵】を挙げたあと、 「他に東京で言えば、【南千住長寿庵】や【赤坂長寿庵】なども味のいい店です。」 と書いている(32ページ)。 ここで、みなさん! 「南千住長寿庵」 or 「南千住 長寿庵」 or 「長寿庵 南千住」でググッてみてください。 こちらの【長寿庵】(住所は荒川区南千住、最寄り駅は都電・三ノ輪橋または地下鉄・三ノ輪駅)しか該当しないから! 編集長、ほんとう?? (真相を伺う前に2016年に逝去されました。) そして、名著 『ちょっとそばでも』によると、こちらの店は創業が昭和40(1965)年で暖簾会には加入していないそうだ。 私は、暖簾会に入っていてもいなくても「暖簾異端児系立ち食いそば屋」扱いすることにする。 ほかに、「立ち食いそば名店100 首都圏編 最新版」でも紹介されている。 また、「東京ソバット団」本橋さんの記事によると、驚くことに、創業者のご子息は大久保の路麺系【長寿庵】(訪問記)を営んでいて、当店は別の方が継いだそうだ。 さらに、「本の雑誌」2018年7月号と8月号の連載「そばですよ」によると、その継いだ方は現店主の母方の叔父にあたり、現店主に引き継いだとのこと。 店内は7,8人用立ち食いスタンドがあるが、椅子が数脚あって座って食べられる。あと2人卓x3。 口頭注文、前金、水セルフ。小幡製麺工業の茹で麺を使用。 店の横には「宗屋敷跡」の案内板がある。 こちらのページを見ると、荒川区には「宗屋敷」のほかに「石川屋敷」「大関屋敷」「加藤屋敷」「池田屋敷」「米倉屋敷」があったんだね。 ★。・。・゜☆。・。・゜★。・。・☆ こ こ ま で ・。・゜★。・。・゜☆。・。・゜★ 店頭メニュー。あいかわらず、天ぷらはかき揚げ1種のみ。 店内はわりと混んでいた。店主ひとりのまかない。 いただいたのは『天ぷらそば』\350。 いいなぁ~ チープな旨さ ホッとする1杯。350円で感じる、ちょっとした幸せ感。 ごちそうさまでした~ ※ 南千住【長寿庵】さんへの訪問履歴はこちら。 ※ 【長寿庵】各店への訪問履歴はこちら。 ※ 荒川区内の立ち食い・路麺・イートイン・ファストフード系の店への訪問履歴はこちら。 ※ のれん異端児系立ち食いそば屋のまとめページはこちら。 ​そばですよ 立ちそばの世界 / 平松洋子 【本】​                                    にほんブログ村 ←

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