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この間の面談の時に臨床心理士さんに言われたことや、夫の言葉、今までのことから気づいた義母の特性をまとめてみます。
○好きな(したい)ことはする、嫌なことは『しない』ではなく『できない』 普段出掛ける時(仕事でも)は、いつもバタバタと支度をする義母。 一昨日も、玄関でもう靴を履いてから 「あ、制服!」 と2階の物干しまで取りに行き、夫に 「そういうことは前の晩のうちにするもんだろ」 と怒られてました。 それでも 「うふふふ・・・」 といつものように笑って誤魔化してましたが。 でもこれが、孫と出掛ける時は全然違うんです。 前の晩のうちにバッグを出し、翌朝、夫が仕事に行く時(義母はまだ睡眠中)には玄関に靴まで揃えてあり。。。 それを見た夫が、 「孫の用事なら出来るのに、な」 とポツリ。 私もなんだかやるせなかったんですが。。。 心理士さんによると、これも特性のなせるわざ。 孫と出掛けるのは楽しみだから『できる』、でも普段は違うから『できない』と。 あくまでも『しない』ではなく、『できない』。 理解は出来ても、ちょっと受け入れがたいですよね。 普通に見たら、怠けてたり、我がままにしか見えないし。 でも、、そういう特性だと納得するしかありません。 部屋の片付けも、義母がしたいと思ってないから『しない』んじゃなくて『できない』。 (だから夫が何年も言い続けても全然しない) 掃除も、ガムテープで自分の周りをぺたぺたすれば十分と思ってるから、掃除機はかけない。 自分の健康にも無関心だから、菓子パンを食べながらお砂糖たっぷりのコーヒーを飲む。 夫もよく言います、 「昔から気が向いた時に気が向いたことをするだけだ 言ったってやらないし、やるのを待ってるぐらいなら自分がやったほうがマシ」 と。 実際、夫は義母のことを厭わずに何でもします。 それこそ、義母のパンツでも平気で干しますから。 小さい頃からそうしてたみたいだし、親子だからできるんだろうなーと思ってました。 なので、この間、夫に 「義母のことをするのに、『何で俺が』とか思ったことない?」 と聞いてみたら 「いつも思ってる」 と言われて、びっくり。 何も言わず当たり前のようにやってるから、そういう感情はないんだと思ってました。 「『なんで俺が』って、いつも思ってる 思ってるから何度も言う 言ってもやらないと思ってても、黙ってるわけにいかないから何度も言う それでもやらないし、ババアに任せておいたらこの家はゴミ屋敷になるからやる」 「この家は俺の家だから」 と。 なんか、、聞いてて切なくなりました。 この家を建てる前、夫たちは借家に住んでたそうですが、、家の中はすごかったそうです。 台所には洗いものがあふれ、溜まりすぎて流しが使えないので、夫がお風呂場まで持って行って洗った、とか。 遊びにきたオジが家に上がれなくて(ゴミだらけで)、いつも玄関で立ち話をして帰ってた、とか。 従弟嫁から聞いた話では、「結婚の挨拶をしに行ったら、(ものがありすぎて)玄関から(夫)の部屋まで1本道で、(夫)の部屋が広く感じた」とか。 ちなみに、当時の夫の部屋は4畳半です。。 そう思うと、義母に自分の部屋を片付けさせるなんて到底無理なことなんでしょうね。。。 ※心理士さん曰く 「『支度しろ』『片付けろ』と言っても、やり方がわからない場合もある 傍について『これをやって』『次はこれ』と指示を出せばできるかも」 ですが、、、子供ならともかく、義母の傍に夫がついてやらせるなんてまず不可能でしょう。 義母は喜びそうですが。。。 ○人の気持ちを想像できない、共感できない 同居開始当時、テレビで食欲が減退するような映像が流れても、普通にご飯を食べ続けられる義母や夫が不思議でした。 (夫は定型だと思いますが、義母に育てられたので、情緒面が育ってないな~と思うことがよくあります) 自分の言葉で他人が傷つくなんて夢にも思ってないから、他人の痛みもわからない。 でも自分は傷ついた、と訴える。 それは嫁である私だけじゃなく、息子である夫に対しても同じ。 ある意味、私の扱いと夫の扱いは同じですから。 私は他人だし、既に冷たい関係になってるのでいいんですが。 義母を思い、義母のために行動してるのに、全然報われない夫は可哀想です。 以前、夫から風邪を移された私が、咳をしながら夕食を作ってた時も、義母は 「(夫)にうつされちゃったのね~」 とだけ言って、茶の間で座って夕食ができるのを待ってました。 普通だったら「大変そうだね」とか「代わろうか?」って言いそうなものですが。 心理士さん曰く、義母には 咳をしてる→頭が痛いかも、立ってるのも辛いかも という発想がない、と。 だから「代わる」発想ももちろんない、と。 今だったら分かるんですけどね、この時は頭にきてた気がします。 ○人の表情が読めない 日常会話はそうでもないんですが。 話し合いの時、義母は相手の顔を見ず、下を向いて話します。 でも、相手の話を聞くときは、子供のようにまっすぐ、相手の顔をじーっと見つめます。 ASの人は視覚優位で、聴覚は弱いとされています。 (映像とか目から入ってきた情報は記憶できるが、耳から入ってきた情報は理解しづらい) 話す時に下を向くのは、相手の顔を見ると気が散るため、 聞く時にじーっと見つめるのは、相手の言うことを聞くのに必死なため、と私は思っています。 また義母は、話しかけた後、相手の顔をじーっと見ます。 チラッと見ることは私もあります。 でもそうじゃないんです、じーっと見るんです。 私も最初、少し引きました。 あまりに私を見つめるので(苦笑) 今でも夕食の時など、テレビを観ながら夫に話しかけた義母は、その後も夫の顔をじーっと見つめます。 たぶん夫が何か返事をするのを待ってんでしょうが、内容的に大したことない(テレビの話題そのままだったり)と、夫も黙ってることがあります。 それでも、じーっと夫の顔を見つめてます、、短くて5秒ぐらいかな? まるで親の様子を伺う子供のようです。 ○挨拶、家族にこだわりがある 以前、朝の出掛けに口論となった時のこと。 私を怒鳴り続ける義母を夫が一喝し、やっと出掛けたので落ち着こうと私は玄関でしゃがみこんでました。 すると、忘れ物を取りに戻ってきた義母。 戻ってきたことにびっくりして、そのまま固まってると 「みるくさんはいいわね、泣いてればいいんだから 私だって泣きたいわよ」 と吐き捨てるように言われました。 そして、私が「行ってらっしゃい」と答えるまで「行ってきます」を言い続け。。。 面白くないんだったら、黙って出掛ければいいのに。 そこまでして挨拶をすることに何の意味があるんだろ、と思ったことがありました。 この話を、センターの当時の担当さんに話したところ、 「普通の人だったら、空気を読んでこういうときはこういう挨拶をする、というのがわかる 例えば、お客さんには『いらっしゃい』と言うし、何かをもらったら『ありがとう』と言う でもASではわからず、固まる人が多い もしかしたら小さい頃に挨拶ができなくて厳しく躾けられ、こだわりになったのかも」 と言われました。 実際、お子さんがASの方のブログで、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」の切り替えが出来ない、と書いてるのを見たことがあります。 義母の場合、経験値で切り替えはできますが、KYなところも手伝って『挨拶はするもの』に応用ができないんでしょう。 そして、去年の秋ぐらいから義母に挨拶もしなくなった私。 そんな私を目の前にして 「どうしてみるくさんは私に挨拶をしないの?」 と聞いてきた義母。 私だったら、当の本人に面と向かってなんて聞けません。 まずは自分が悪かったのか、と振り返るし、本人じゃなくて周りに聞くでしょうし。 まぁ、自分が悪いとこれっぽっちも思ってないから聞けるんでしょうが。 それに、私が『一緒に住んでる家族』だから余計なんでしょう。 『一緒に住んでる』って、視覚優位の義母にはとても分かりやすいことだと思います。 一緒に住んでない義妹には全然固執しませんからね。 最近の義母は、『家族は仲良くするもの』と思ってるようです。 それなら義父が生きてた頃や、私が来る前はどうだったんだ?と聞きたくなります。 (夫によると、義父と義母は毎日喧嘩してて、よく夫が仲裁をしてたそうです) 『仲良くする』は、底辺に思いやりがあってのこと。 それは、家族だけじゃなく人間関係全般に言えると思います。 義母は思いやりが持てない人なのかもしれませんが、それに気づいてないんでしょうね。 どうして自分は他の人と違う、って思わないんだろ。 「変わってる」ってよく言われる、って言ってたのに。 そういうことに気づけないのが義母の一番の問題だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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