葛藤の日々

先週の金曜のこと。

ババは休みだったので、家に帰れば当然いるわけで。

夕飯の支度に冷蔵庫を開けると、ババの残り物が４～５品。
（前日は私の帰りが遅い日だったのでその残り）

思わず、
「こんなにおかずがあるなら、自分の夕飯ぐらい自分で支度してくれないかな～」
と呟くと。

ふすまを開けて、ババ、登場。

で、
「私が作ってもいいけど、私が作ったらみるくさんは食べないじゃないですか
　だから私は支度しないんです」
だって。

つい
「私の分はいいです、自分の分だけ作ってくれればいいんですよ」
と答えると
「なんで！　そんなの、おかしいじゃないですか！（←突然敬語）」
と一気にヒートアップ。
不思議に思い、
「何がおかしいんですか？」
と聞くと
「だって私には夕飯を食べる権利があるんです、お金を払ってるんですから！」
だそうで。
（今考えると話が噛み合ってないや）

またお金かよ。。
ってか、私が作る夕飯に「権利」って言われてもねぇ。
ババから手間賃もらって作ってるわけじゃなし、作らない「権利」も私にはあるんですけど。

「またお金ですか
　お金お金って、来月はいくら払ってくれるか楽しみですね」
と答えると（休みが増えたので来月から減らされると夫から聞いてる）
「来月からは減るわよ！」
と。

そんな威張って言うことじゃないでしょ、と呆れてると。

「そもそも、挨拶しないってなんなのよ！
　他の人に『挨拶されても無視してる』って言えるの！」
と言うので
「はい、言ってますよ～
　みんな、無視しなきゃいけないほど嫌なことがあったんだね、って言いますよ」
と言うと、ババ無言。
で、
「みるくさんがおかしいから、周りの人もおかしいのね！」
と。

よくもまぁ、他人のことを面と向かって「おかしい」と言えるもんだ。

もう面倒くさくなって
「そうです、私、おかしいんです
　カウンセリングにも通ってますし、、もう３年になりますかね
　だから私のことは放っておいてください」
と言うと
「どこに通ってるのよ！
　私が行って、どうしたらいいのか聞いてくるわよ！
　病院の名前、言いなさいよ！」
と。

はぁぁぁ、面倒くさい。
　
「言ったところで、お義母さんが一人で行けるようなところじゃないからいいですよ」
と言っても
「なんでよ！　言いなさいよ！」
としつこいしつこい。
　
さてどうやって話を変えようか、と考えてたら、変えてきたのはババ。
どうやら言いたいことがいっぱいあるようで。。

で、
「もうすぐ70になるっていうのに、働いてあげてるのに」
と言い始め。

そのセリフ、夫にも言って「頼んだわけじゃない、だったら送り迎えしない」って言われたんじゃなかったっけ？
もう覚えてないの？？

「夫さんも私も、『働いてくれ』って頼んでないですよね？
　イヤだったら辞めればいいんじゃないですか？」
と言うと
「だって、そしたらお金が…」
と言うので
「だったら70になっても働かないように貯めておけばよかったんじゃないですか？」
とあえて正論をぶつけてみた。
更に、
「私は今から貯めてますよ
　子供もいないし、お義母さんにみたいに同居して面倒を看てくれる人もいませんし
　迷惑かけないように、夫さんと２人で暮らさなきゃいけませんから」
と追い打ち。
更に更に
「夫さんの出張中、ノートに『震災で大変な人もいるのに重箱の隅をつつくようなことを言わなくても』と書かれてましたよね
　被災した方を思えば、今の状態が幸せだってことに気づきませんか？
　一定額払って、あったかいところで、好きなだけテレビを見て、座ってれば夕飯が出てきて
　何の心配もなく暮らせる今が幸せだと思いませんか？」
でもって更に
「伯母ちゃんはどうですか？
　たった１人の娘さんに先立たれて、今は１人暮らしじゃないですか
　そう思えば、息子夫婦と同居してるだけで幸せだと思えませんか？」
と一気に言うと、何かわめきながら私に詰め寄ってくるババ。

気づくと私も手が震えてたので
「そばに寄らないでください！　手が震えるんです！」
というと
「私だって、心臓がバクバクしてるのよ！」
とババ。
「だったら、話さない方がいいじゃないですか
　相性が悪いんですよ、だから話さない方がお互い平和でいいじゃないですか」
と言うと
「なんでよ！　なんで話しちゃいけないのよ！
　そもそも、みるくさんはいつまで昔のことを根に持ってるのよ！
　私はあの時、謝ったじゃない！」
と私が流産した時のことを言い始め。
「確かに謝っていただきましたけど、言い訳もいっぱいありましたよね
　夫さんに『本当に悪いと思ってるなら、言い訳せずに謝れ』って言われたんじゃないですか」
と言うと
「言い訳するのは当たり前でしょ！」
だそうで。
「それに、あの時他の人に聞いたらみんな私と同じことを言うって言ったわ！
　私の言ったことはおかしくない、って言った！
　そう受け取るみるくさんがおかしいのよ！」
と。
私がおかしいならおかしいでいいし、今さらこの話をしてもなぁ、と思ったので
「もうその話はいいですよ」
と言うと、今度は挨拶でもめたときのことを言い始めたので
「そういうことじゃないんですよ
　今まで色んなことがあったじゃないですか、
　そういう色んなものが積み重なって今の関係になってるのに
　一つ一つああだった、こうだったって、言っても仕方ないじゃないですか」
と言うと、ババ無言。
「私はうまくやろうと思ってませんので、
　このまま同居を続けるつもりなら、お互い関わらないように生活した方がいいと思いますよ」
と言うと、ババはぶつぶつ言いながらふすまの向こうへ。

やれやれ、、と引き戸の方に目をやると、、洗面所の電気が点いてて。

夫、帰ってきてたよ。。

で、夫、登場。

何があったのか、みるくの言い分は？と聞かれたので
「売られた喧嘩を買っただけ
　言い分はない、言っても仕方ないから」
と答えると、ババのところへ。
すぐ戻ってきたのでどうだった？と聞くと、「よくわかんねぇ」と。

そのまま普通に夕飯。

ババも夫も普通に食べてるけど、私、喉を通らず。


その後、２階に上がってから夫とゆっくり話しましたが。

「こっちの思うようにしようと思うなら、ババアは放っておけ」
といつものセリフ。

「私だって放っておけるものなら、放っておきたいよ
　でも毎週末３連休になって、その度にちくちく言われて、時には追いかけてくるんだよ
　無視するにも限度があるよ」
と言うと
「それでも、あんまり言うとこっちの思うようにできなくなる
　夕飯だって、ババアが『だったら自分で作る』って台所を占領したら
　困るのはみるくだろ？」
と言われたけど、、それはない。

今のババ、週４日も休みがあるけどまともな料理は一切作ってない。
たまーに味噌汁作るぐらいで、後は缶詰かお惣菜かカップ麺。
私が作ることに慣れてしまって、自分で支度するのも面倒くさいんだと思う。
なので、
「義母さん、自分の分だけだったら作らないと思うよ」
と言っても夫は納得してないようだったけど、、この週末、ババは味噌汁すら作らなかった。
ずーっと残り物と漬物かインスタントラーメンを食べてた。
たぶん休みはこんな感じだから、私が作る比較的まともな夕飯が食べたいんだと思う。


で、翌土曜、翌々日曜と、私が台所に立つとババは何か言いたそうにじっと見てくるけど、一切無視。
夫にも「無視しろ」って言われたし。
でも何か言われたら言い返したくなるかもしれないから、言わないためにマスクをして夕飯を作ってます（苦笑）
話が通じない相手は無視するしかないもんね。


今回も言い過ぎたかな～と思うけど、言わなきゃわかんない人だし、
特に伯母ちゃんのことは言いたかったからいいや。
黙ってたら、たぶんこのこともババは伯母ちゃんに愚痴ってたと思うから。

それと、話してる時にババのことを名前で呼んでショックを与えたかったのに（←鬼嫁です）、
つい「おかあさん」と言ってしまったことが悔しい。
次からは名前で呼んでやる！