夕日とキャンドル

キャンドルって、今までは、お誕生日のケーキのオプションかクリスマスか、実家の仏壇、あるいは防災用としてしか使ったことがありませんでした。

　布ナプキンを購入している「布ナプキンとキャンドルのお店bluebell」さんは、その名の通り布ナプの他に手作りキャンドルも販売していました。（今現在、店主さんのご都合でキャンドルは材料のみの取り扱いです）
　bluebellさんがキャンドルの製造を一時中止するにあたり、在庫のキャンドルを半額で売り尽くす、ということをしていらっしゃいましたので、2002年末から2003年明けにかけて、いくつかキャンドルを注文しました。

注文～発送のやりとりの中で、bluebellさんは
「キャンドルの色は、夕日の色と『色温度』が同じなんだそうですよ」と教えてくれました。私は詳しくはないのですが、温度で色を表す「ケルビン値」というものが同じなんだそうです。
「夕日を見ながらキャンドルをともして、色を比べてみたいですね」と、そのときお話しされていました。

さて、キャンドルが届き、イベントでもなんでもない　いつもの食卓でともしてみました。少し部屋の明かりを落とすと、キャンドルの温かな光が映えて、とてもキレイです。いつものごはんが少し上等に見えました。

　私はキャンドルの炎を眺めていると、温かで懐かしくて、そして少し心が痛む感じがします。なるほど、夕日を眺める時と同じ気持ちです。