2024/08/03(土)09:02
昔住んでいた団地を歩く
先日、仕事の研修が開催された場所は、30年前に住んでいた団地の近くだった。
結婚して、同居人を産み、離婚(正確には別居)するまでの3年くらい住んでいた。55年生きている中でもっともハードな日々だった。嬉しいこともあったが、それ以上に辛いことがあった。
別居して自分の荷物を引き払い、同居人がお世話になっていた保育園と送迎サポートの人に挨拶に行って以来、本当に30年間1度も訪ねたことがなかった。
研修終了後、団地を少し散歩した。
住んでいた建物、毎日のように利用していたスーパーマーケット(まだあった!)同居人が通っていた保育園。同居人の心臓病を見つけてもらった小児科は、場所の記憶があやふやなので、見つけること(廃業しているなら、跡地を確認すること)ができなかった。
住んでいた建物から少し歩いたところにある小規模ショッピングモールは今でも時々夢に出る。ここだここだと確認した。
暑かったのであまり長時間は歩けなかったけれど、あの頃受けたダメージはすっかり回復していることを感じた。傷跡が残っているけど、触ってもこすっても大丈夫(メンタルに関する例え話)。
「30年後はこんなに元気で幸せに過ごしているので安心しろ」と、あの頃の自分に伝えたい。