ルール450 籠城とストレス
人間関係、節約を心がけた食生活。慣れない籠城生活は皆のストレスを増幅させていく。蓄積したストレスはやがて、愚痴や不満、下手をすれば暴力となって吐き出される。ひとりがそんな状態になれば、他の人間にも伝達するまで時間はかからないだろう。籠城生活も日数が経過してくると色々と先の事を考える時間的な余裕ができてくる。災害発生時は生き残る事で精一杯で他の事を考える余裕は無いが、日数が経過し、ある程度、安全が確保され最低限の生活ができるようになると、不安や不満が高まってくる時期に入る。ここで仲間同士の対立に陥りやすい。籠城生活をこのまま続けるか?自宅に戻ってみるか?もっと安全な場所に移動するか?個人個人が新たな選択を模索する時期になる。この期間に組織が分裂してしまう。異常事態の時、どの選択が正しいかは分からない。【送料無料】 3.11と心の災害 福島にみるストレス症候群 / 蟻塚亮二 【単行本】価格:1944円(税込、送料無料)赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア[本/雑誌] / 白川美也子/著価格:1944円(税込、送料別)惨事ストレス 救援者の“心のケア”[本/雑誌] / 『惨事ストレス』編集委員会/編著価格:2160円(税込、送料別)