穴掘りの美学

2011/01/16(日)14:03

極寒のなかで

昨日は植栽工事。 大きなヤマボウシを10tラフター(*クレーン車みたいのやつです)を使って植え込みました。 木を買い付けに行ったときに見た瞬間グッときたもので、実際に現場に入れたらやっぱりグッと きました。お施主さんにもグッが伝わるとうれしいなぁ。 今回お願いしたラフターの運転手さんがとても上手な人でした。木のつり方とか段取りを理解し ていて、こちらがこうしてほしいなぁ~の前に準備が出来てて気持ちよく仕事が出来ました。 そうゆうのうれしい。これからはこの方に指名でお願いしようと思ってます。 以前にも書いたことあったと思うけど、僕の父は以前クレーンのオペレーターをやってました。 たぶん30年以上は乗ってたと思う。今はいろいろあって別の仕事してるんですが、クレーン とかラフターを現場で見ると父の姿を重ねてみてる自分がいます。 母と現場に見学行ってアーム越しに見た青い空とか、現場帰りにクレーンの運転席に乗せても らって窓から見た景色とか、いろいろと思い出す。 なんとなくそんな理由もありながら、今回の運転手さんと話してると父のこともどこかで見てる 感覚があってさらにイメージ膨らんできて、たぶん小学生くらいの自分と自分の妹みたいな子供 さんもいて母みたいな奥さんもいて、クレーンの仕事で家族養ってるんだろうなぁ~なんてこ と思ってました。 よくよく考えると、現場で作業してる大工さんとかペンキ屋さんとか電気屋さんとか水道屋さん とかも同じように家族がいて寒くっても泥だらけでも、みんながんばってんだなぁと思いました。 現場で働く男はかっこいい。 木がいい感じで極まったのと妄想のおかげで、養老山脈から吹き降ろす養老ブリザードのなか でも寒さを感じずに作業することが出来ました。 いいお庭になるようにあともう少しがんばります!

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